彫刻家 中村駿の作品展『護りのほとけ』を開催いたします。
今展では、不動明王、達磨大師、護法神など様ざまな守護の形を有するほとけたちの塑像作品が一堂に会します。
力強くこちらを見据えるものから、静かに佇むものまで、人びとの災いを退け、心を護る存在として古くから信仰されてきたほとけたち。
その「強さ」や「護り」の新たなかたちを、塑像を中心に絵画や懸仏などの手法で表現。新作を含む作品20点を展示販売します。
「制作する中で意識したのは、外へと力を放つ強さではなく、内側へと凝縮していく力です。土を重ね、削り、形を探る。その過程で生まれる量感や、静かにそこに在り続ける存在感を大切にしました。強さとは、必ずしも激しさではない。動かず、揺らがず、内に力を抱えていることもまた、ひとつの強さなのだと思います。それぞれのほとけが持つ表情や姿の奥にある、静かな力。その力が、見る人の心に触れ、『護り』となるような作品を目指しました」(中村駿)