豊島区立熊谷守一美術館

更新日
2025年01月12日

カルーセル

  • 豊島区立熊谷守一美術館

身のまわりの生きものを愛し、晩年には鮮やかな色彩とはっきりした輪郭線が特徴的な独自の画風を展開した画家・熊谷守一(1880-1977)。その熊谷守一が亡くなるまで45年間暮らした家(アトリエと庭)の跡地に建つ小さな美術館です。1985年、次女 榧(1929-2022)が開館。2007年には豊島区立となりました。常設展示では、熊谷守一作品約60点をご覧いただけます。

施設
ショップカフェ駐車場
住所

171-0044 東京都豊島区千早2-27-6

アクセス
【電車】
東京メトロ 有楽町線・副都心線
「要町駅」(出口1・2) 徒歩9分

※要町方面改札正面にエレベータ―があります。
「千川駅」(出口3)徒歩9分

※改札口右手にエレベーターがあります。
西武池袋線
「椎名町駅」(北口)徒歩13分

※改札口 左手にエレベーターがあります。

【バス】
国際興業バス(池03・05系統)

「要小学校」停留所下車 徒歩5分

※池袋からお越しになる際は、池袋西口バスのり場よりバスが発車しています。
公式サイト
http://kumagai-morikazu.jp/
公式SNS
お問合せ先
03-3957-3779

イベント情報

熊谷 榧 展 -日本の山々-

熊谷 榧 展 -日本の山々-

開始日:2025年01月08日
終了日:2025年03月16日

10:30〜17:30(最終入館/閉館の30分前まで)

画家・熊谷守一の次女であり、熊谷守一美術館の創設者でもある画家・熊谷 榧(かや) (1929〜2022)は、1950年代から本格的に登山・山スキーを始め、国内外の山に登り、その風景を作品として数多く残しました。

少女時代を戦争の混乱期に過ごしたためか、いつしか「実生活に必要な食料や科学技術以外はすべて不必要である。絵とか音楽とか、すべてそういったものは、食い足りた上でのことだ」という考えを持つようになった熊谷榧を、再び絵の世界へと呼び戻した原点ともいえる日本の山々を描いた作品をご紹介いたします。

本展では、初期に制作された貼り絵作品を皮切りに、水彩、油彩、陶絵作品を展示いたします。

・展覧会名
熊谷 榧 展 -日本の山々-
めぐる いのち 熊谷守一美術館40周年展
・会場
豊島区立熊谷守一美術館3Fギャラリー
・会期
2025年1月8日(火)- 3月16日(日)
・休館日
月曜日(祝日問わず)
・開館時間
10:30 – 17:30(最終入館/閉館の30分前まで)
・観覧料
無料(本展のみ、1.2F常設展は有料)
・お問い合わせ
豊島区立熊谷守一美術館
〒171-0044東京都豊島区千早2-27-6
TEL03-3957-3779 FAX03-3959-9211

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めぐる いのち 熊谷守一美術館40周年展

めぐる いのち 熊谷守一美術館40周年展

開始日:2025年04月15日
終了日:2025年06月29日

10:30〜17:30(最終入館/閉館の30分前まで)

豊島区立 熊谷守一美術館(豊島区千早2丁目27-6)にて、豊島区立 熊谷守一美術館 特別企画展「めぐる いのち 熊谷守一美術館40周年展」を2025年4月15日(火)から6月29日(日)まで開催いたします。開館40年にあたる025年、守一が家族と共に過ごした場所である豊島区立 熊谷守一美術館で、大原美術館「陽の死んだ日」(当館初出品)、岐阜県美術館「ヤキバノカエリ」など、守一が描いた家族の肖像作品が一堂に会します。

画家・熊谷守一が亡くなるまで45年間暮らした家(アトリエと庭)の跡地に建つ熊谷守一美術館は、2025年で開館から40年を迎えます。
節目となる2025年の特別企画展では、「めぐる いのち」と題して守一が描いた家族の肖像をご紹介し、わずか4歳で亡くなった我が子を描いた大原美術館の名品「陽の死んだ日」を当館で初めて展示します。また、娘の弔いから帰る残された家族の姿を描いた「ヤキバノカエリ」、画業初期に描いた父母の肖像、さらには、のちに妻となる女性を描いた「某婦人像」や、孫を抱く娘を描いた「母子像」を展示します。守一が家族と共に過ごした場所で、守一が見つめたいのちの輝きと、めぐるいのちの物語を御覧いただきたいと思います。

<見どころ>
1.父母や妻の像、そして子どもたちの姿など、守一が家族を描いた作品が、一堂に集まります。

2.わずか4歳で亡くなった次男 陽を描いた近代洋画の名品「陽の死んだ日」(大原美術館蔵)を、当館にて初公開します。

3.長女 萬を亡くしてもなお、歩み続ける家族の姿を描き、モリカズ様式の確立をもうかがわせる熊谷守一の代表作、「ヤキバノカエリ」(岐阜県美術館蔵)を公開します。

4.戦時下に病に倒れ、21歳の若さで亡くなった長女 萬にまつわる油彩や素描、その他資料などを展示します。特に、亡くなる直前に本人が「南無阿弥陀佛」と書き付け、長らく家族が保管していた黒板を、今回初めて一般に公開します。

5.生涯を共にした妻 秀子を、結婚前に描いた「某夫人像」や、孫を抱く次女 榧の姿を描いた「母子像」など、守一が描いた家族の肖像を通して、めぐるいのちの物語をご紹介します。

6.「白猫」「アゲ羽蝶」をはじめとした、守一が愛したいきものや植物、人物や風景も同時に展示し、守一が見つめたいのちの輝きをご覧いただきます。

7. 「蟻」をはじめ、身の回りのいのちを描いた水墨画や、「蒼蠅」をはじめとした、個性豊かな書作品、また、軽やかで悠々とした鉛筆画やクレパス画を展示し、守一の様々な作品をお楽しみいただきます。

<トークイベント「愛からうまれた作品」>
・お 話:福井淳子氏(熊谷守一研究者)
・日 時:5月24日(土)18:00〜18:50
・会 場:豊島区立 熊谷守一美術館第3展示室
・料 金:無料(特別企画展の観覧チケットが必要です。)
・申 込:予約制先着順 ※4月15日より下記フォームより予約開始 
 https://reserva.be/1985


・展覧会名
めぐる いのち 熊谷守一美術館40周年展
・会場・主催
豊島区立熊谷守一美術館
・会期
2025年4月15日(火)- 6月29日(日)
・休館日
月曜日(祝日問わず)
・開館時間
10:30 – 17:30(最終入館/閉館の30分前まで)
・観覧料
一般700円、高・大学生300円、小・中学生100円、小学生未満無料、区民割引(豊島区在住・在勤)600円、団体/一般630円、障害者手帳をご提示の方100円(介助の方1名無料)
・お問い合わせ
豊島区立熊谷守一美術館
〒171-0044東京都豊島区千早2-27-6
TEL03-3957-3779 FAX03-3959-9211

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