HAPSオフィス
- 更新日
- 2024年11月22日
東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(略称:HAPS)は、芸術家と芸術を支える人のためのよろず相談所です。
HAPSオフィスは、京都市東山区の六原学区に位置しています。芸術家と芸術に関わる人の基本の相談窓口として、また展示スペース、イベントスペース、事務所として機能しています。
605-0841 京都府京都市東山区大和大路通五条上る山崎町339
開始日:2024年11月24日
終了日:2024年12月27日
18:00〜9:30(翌日朝)
アーティストであり、展示企画や執筆でも活躍する宮崎竜成をフィーチャーし、HAPS KYOTO selection #6 宮崎竜成「グレゴリオの疲弊/東山区」展を開催いたします。
宮崎は「リズム」をキーワードに、作品制作から作家自身の生きる環境の構築に至るまでの幅広い活動を行うアーティストです。本展タイトルの「グレゴリオの疲弊」は、私たちが日常で使用しているグレゴリオ暦に由来します。現在においても世界標準として使用されている暦の中で生きる私たちは、生活に根ざしていた時間の感覚や季節の移り変わりを、一定の「数」として把握しています。そのことは利便性をもたらす一方で、暦を定める権力の存在や、無限にも感じられる定量的な時間の連続により、私たち個々の「時間」の感覚を衰微させていないかと宮崎は考えます。
本展では、時間と自身の身体の感覚を知覚するための「時計」を用いた、宮崎による24時間をかけたパフォーマンスを通じて、質的な時間の感覚を鑑賞者が追体験します。
ぜひご来場の上、ミクロとマクロを往還する「リズム」をご体験ください。