氷見市立博物館
- 更新日
- 2024年02月27日
能登半島の付け根に位置し、古くから人々が住み着いた氷見には多くの文化遺産が残っています。氷見市立博物館では、そうした先人たちの足跡の資料を数多く収集、展示しています。
常設展示は(1)あゆみ「氷見の歴史」(2)とる「氷見の漁業」(3)つくる「氷見の農家のくらし」という3つのテーマから構成されています。
“あゆみ”のコーナーでは、大境洞窟のジオラマや、市内の遺跡から出土した考古資料などから、原始・古代から現代までの氷見の歴史を辿ることができます。“とる”のコーナーには、氷見沖の海底地形模型と網場の展示、大型定置網模型のほか、大敷網に用いた漁撈具や魚の加工用具などを展示。“つくる”のコーナーには、移築復元した明治期の民家を中心に、民具や農具などを展示しています。民家は季節に応じて年6回模様替えをしています。
また、氷見地域で使用されていた木造和船や、井戸側に転用された中世の丸木舟なども公開しています。氷見の獅子舞コーナーや、昭和30年代の居間を再現したコーナーも見どころの一つです。
935-0016 富山県氷見市本町4-9