三菱一号館美術館

更新日
2025年10月29日

カルーセル

  • 三菱一号館美術館

2010年、東京・丸の内に開館。JR東京駅徒歩5分。19世紀後半から20世紀前半の近代美術を主題とする企画展を年3回開催。
赤煉瓦の建物は、三菱が1894年に建設した「三菱一号館」(ジョサイア・コンドル設計)を復元したもの。コレクションは、建物と同時代の19世紀末西洋美術を中心に、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック、オディロン・ルドン、フェリックス・ヴァロットン作品等を収蔵。
館内には、ミュージアムカフェ・バー「Cafe 1894」、ミュージアムショップ「Store 1894」、丸の内の歴史体感スペース「歴史資料室」を併設。運営は三菱地所(株)。

開館時間
10:00~18:00
※祝日除く金曜、第2水曜、展覧会会期中の最終週平日は20:00まで
※入館は閉館時間の30分前まで
※臨時の時間変更の場合あり

休館日
毎週月曜(祝日・振替休日・展覧会会期中最終週の場合は開館) 年末年始、展示替え期間
※臨時の開館・休館の場合あり
施設
ショップカフェバリアフリー
住所

100-0005 東京都千代田区丸の内2-6-2

アクセス
JR「東京」駅(丸の内南口)徒歩5分
JR「有楽町」駅(国際フォーラム口)徒歩6分
東京メトロ千代田線「二重橋前〈丸の内〉」駅(1番出口)徒歩3分
東京メトロ有楽町線「有楽町」駅(D3/D5出口)徒歩6分
都営三田線「日比谷」駅(B7出口)徒歩3分
東京メトロ丸ノ内線「東京」駅(改札口・地下道直結)徒歩6分
公式サイト
https://mimt.jp/
公式SNS
お問合せ先
050-5541-8600

イベント情報

「都市と美術館」静嘉堂文庫美術館×三菱一号館美術館「協働する美術館〈お蔵入り〉から再創造へ

「都市と美術館」静嘉堂文庫美術館×三菱一号館美術館「協働する美術館〈お蔵入り〉から再創造へ

開始日:2025年12月17日
終了日:2025年12月17日

18時30分~20時

静嘉堂文庫美術館安村敏信館長と学芸プロデューサーである橋本麻里氏をお招きし、美術館で眠っている「お蔵入り」の作品が秘める可能性について、三菱一号館美術館学芸員の野口玲一が根掘り葉掘り伺います。

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トワイライト、新版画―小林清親から川瀬巴水まで

トワイライト、新版画―小林清親から川瀬巴水まで

開始日:2026年02月19日
終了日:2026年05月24日

10:00~18:00 ※祝日除く金曜、第2水曜、展覧会会期中の最終週平日は20:00まで

最後の浮世絵師のひとりと呼ばれる小林清親が1876(明治9)年に制作を開始した『東京名所図』は、明治期の風景版画へ大きな変革をもたらしました。黄昏どきの表情や闇にきらめく光の様相を描いた作品群は「光線画」と呼ばれ、深い陰影により江戸の情緒まで捉えています。このような視点は、失われゆく江戸の風俗を惜しむ人々の感傷や、それらを記録しようとする写真の意欲とも重なっており、同時代の浮世絵師たちが文明開化により変貌していく都市を、艶やかな色彩によって楽天的に捉えた開化絵とは一線を画するものでした。
明治末期に浮世絵の復興を目指した新版画は、その技術ばかりでなく清親らが画面に留めようとした情趣を引き継いで、新しい日本の風景を発見しようとしました。清親から吉田博・川瀬巴水らに至る風景版画の流れを、アメリカのスミソニアン国立アジア美術館が所蔵するロバート・O・ミュラー・コレクションの作品によって辿ります。

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