滋賀県立近代美術館
施設改修工事のため1999年2月26日まで臨時休館中
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目と耳――この狭い隔たりのなかに
アーティスト:小川信治、中ザワヒデキ、中ハシ克シゲ
会場:サイギャラリー
大阪市北区南森町2-1-7河端ビル
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会期:1998年11月16日(月)〜12月12日(土)
開廊:12:00〜19:00 日・祝休廊
入場無料
問い合わせ先:06-366-5413 |
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実際に目と耳を使い、視覚と聴覚からの情報により体験する作品は、中ハシ克シゲのものだけだ。まったく異なるアプローチのしかたではあるが、楽譜や音符といったかたちで音や旋律を記号にかえることで、音を視覚化しているのは中ザワヒデキ。そういう意味では音は流れていなくても、中ザワの作品は視覚から聴覚的体験ができる興味深い作品である。 |
目と耳
サイギャラリー
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ホアキン・イヴァルス展
「SPACES FOR BANISHING(追放のための空間)」
会場:西陣北座
京都市上京区浄福寺通り上立売上ル大黒町689 080-57-58456
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会期:1998年12月12日(土)〜12月19日(土)
開場:12:00-18:00 |
西陣アーティスト・イン・レジデンス・プログラムの第1回の参加作家として来日、12月下旬までの予定で、現在京都に滞在して制作を行なっている。スペイン出身のイヴァルスは大学では医学を専攻し、10年ほど前からインスタレーション作品を制作し、認識科学の専門家でもある彼は、現代思想やアートに関する論文も数多く執筆している。イヴァルスにとってアートによる表現は、自分を取り巻く複雑な世界を把握し、それを他者に伝えるための必要不可欠な手段だという。東京会場(現代美術製作所、12/5〜19)では、「SPACES FOR VANISHING(消滅のための空間)」を開催している。
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翻訳された現実――森口ゆたか展
アーティスト:森口ゆたか
会場:西宮市大谷記念美術館
西宮市中浜町4-38
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会期:1998年12月5日(土)〜12月20日(日)
開館:10:00〜17:00(入館〜16:30)休館日=毎週水曜日
入場料:一般200円、学生100円
問い合わせ先:0798-33-0164 |
大きな部屋に仕掛けられた装置によって「実像」と「虚像」が混交された空間が構成される。
関連企画:映像のワークショップ「ピンホールの部屋」 |
A=12/19(土)B=12/20(日)、講師=森口ゆたか、事前の申し込みが必要
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静謐な風景 現代アイルランドの抽象画 リチャード・ゴーマン展
アーティスト:リチャード・ゴーマン
会場:伊丹市立美術館
伊丹市宮ノ前2-15-20
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会期:1998年11月14日(土)〜12月23日(水・祝)
開館:10:00〜17:00(入館〜16:30)休館日=毎週月曜日
入場料:一般700円、大高生350円、小中生100円
問い合わせ:0727-72-7447 |
1946年、アイルランドの首都ダブリンに生まれたゴーマンは、84年イタリアのミラノに居を移し、ジェステュラルな抽象絵画を発表。高い評価を得て、現代アイルランドを代表する作家としての位置を固めることになった。90年半ばには、それまでの饒舌な筆触の画面が次第に姿を消し、色面分割による静謐な光景を出現させた。
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中村徳三郎の世界・西洋の版画
アーティスト:中村徳三郎ほか
会場:福井県立美術館
福井市文京3-16-1
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会期:1998年12月6日(日)〜12月25日(金)
開館:9:00〜17:00 休館日=毎週月曜日、祝日
入場料:一般・大学生100円、高校生以下と高齢者(65歳以上)、障害者は無料
問い合わせ先:0776-25-0451 |
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森村泰昌プロデュース「テクノテラピー・イン・OAP」
アーティスト:多田正美、赤崎みま、中塚裕子、松井智恵、ヤノベケンジ、山宮隆、金山直樹ほか
会場:大阪アメニティパーク 桜広場
大阪市北区東天満(JR 大阪環状線「桜ノ宮」駅西口徒歩5分)
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会期:1998年11月27日(金)〜12月25日(金)
開場:11:00〜20:00(入場は〜19:30)会期中無休
入場料:400円、小学生以下無料
問い合わせ先:06-881-5115 |
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森村泰昌がプロデュースし、美術の技(テクネー)で癒し(セラピー)をしようとして話題になったこのイベントは、大阪市中央公会堂での展示に引き続きOAPでも行なわれている。
アーティスト:赤崎みま、森村泰昌、前田久美、やなぎみわ、中ハシ克シゲ、石川亮、中塚裕子、河崎ひろみ、米津真理、吉岡俊直、海東忠彦
会場:OAPプラザ(1階、B1階、2階、38階)
会期:1998年10月30日(金)〜12月25日(金)
入場無料 |
森村泰昌プロデュース
「テクノテラピー・イン・OAP」
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ART UP!1998 「揺藍する位置」
アーティスト:芦谷正人、岩澤有徑、大澤辰男、岡村伸一郎、小林桃子、増田妃早子、
三澤浩二、安喜万佐子
会場:神戸アートビレッジセンタ−1階KAVC ギャラリー
神戸市兵庫区新開地5-3-1
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会期:1998年12月13日(日)〜12月27日(日)
開廊:10:00〜19:00(最終日〜17:00)休館日=火曜日休廊
入場無料
問い合わせ先:078-512-5353 |
視覚の問題を考えながら平面作品の制作を続ける、関西を拠点に活動する若手作家たちが集まり、自ら企画した展覧会。
1998年12月23日(水・祝)15:00〜 1階KAVCギャラリー
パネラー:出品作家+中井康之氏(大谷市記念美術館学芸員)+平芳幸浩
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癒しの芸術 FEELING ARTS 音と光が織りなす幻想の世界
アーティスト:北村義博
会場:パナソニックデジタルアートスクエア
大阪市中央区城見2-1-61ツイン21ナショナルタワー1階
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会期:1998年12月1日(火)〜12月27日(日)10:00〜19:00
公演日:12/5、10、13、19、23
公演時間:13:30〜、14:30〜、15:30(12/10は18:30〜のみ)会期中無休
入場無料
問い合わせ先:06-949-2135 |
内容:FEELING ARTSとは、北村義博氏が描いた絵画作品にあてた照明の調光に変化を与えることで、画面のうえに現われたり消えたりするイメージや、奥行きなどのさまざまな見え方を体感する芸術をいう。これは彼自身が提唱する芸術による癒しの実践でもある。
関連企画:12月5日(土)13:30〜沼野尚美氏(六甲病院チャプレン)迎えて |
北尾義博氏(「フィーリングアーツ」主宰)との対談を行なう。
(チャプレンとは心のケアを担当する人)
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芦屋の美術を探る――吉原治良
会場:芦屋市立美術博物館
芦屋市伊勢町12-25
会期:1998年12月5日(土)〜12月27日(日)
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開館:10:00〜17:00 休館日=毎週月曜日
入場料:一般300円、大高生200円、中学生以下無料
問い合わせ先:0797-38-5432
(同時開催/「童美展」会期:12/5〜23、芦屋市内の児童画公募展) |
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フンデルトワッサーの世界
会場:美術館「えき」KYOTO
京都市下京区 JR京都駅ビル内 ジェイアール京都伊勢丹7階隣接
会期:1998年12月9日(水)〜12月28日(月)
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開館:10:00〜19:30(入場〜19:00)会期中無休
入場料:一般700円、高大生500円、小中生300円 *第2土曜日(12/12)は小中生は無料
問い合わせ先:075-352-1111 |
ウイーン生まれのフンデルトワッサー(1928年生)の世界を、初期から最新作
までの絵画約80点をはじめ、タペストリーや建築模型などにより紹介する。人間と
自然のよりよい関係を願うフンデルトワッサーのあふれる思いは、わたしたちの目に
強く残るように、独特の鮮やかな色彩と画面の構成によって伝えられる。
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ヤノベケンジ「ルナ・プロジェクト」――アンダ−・ザ・ホライゾン
アーティスト:ヤノベケンジ
会場:キリンプラザ大阪
大阪市中央区宗右衛門町7-2
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会期:1998年12月11日(金)〜1999年1月17日(日)
開場:11:00〜19:00 休館日=12月29日〜1月4日
入場料:一般500円、学生300円(中学生以下無料)
問い合わせ先:06-212-6578 |
放射線を関知するとポイントが減っていって止まってしまう「アトムカー」などは、東京展でも話題になったが、とうとう今回の個展では巨大シェルター「ブンカー・ブンカー」をつくってしまった。「未来の廃虚」へとタイムスリップを試みよう。
ヤノベケンジ展「ルナ・プロジェクト」……西原みん5月1日号(1998)
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土谷武展 しなやかな造形、生成するかたち
アーティスト:土谷武
会場:京都国立近代美術館
京都市左京区岡崎円勝寺町
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会期:1998年12月8日(火)〜1999年1月17日(日) 9:30〜17:00
休館日=毎週月曜日、12月28日〜1月4日
入場料:一般830(680)円、高大生450(330)円、
小中生330(180)円( )内は20名以上の団体料金
問い合わせ先:075-761-4111 |
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彫刻家土谷武(1926年生)の約80点の作品による回顧展。土谷は鉄や石を用いた個性的な作品で知られている。主として鉄を相手に、手と時間をかけて素材と対話しながら、素材の感情、立体の構成、空間の構造、「自然」の現われなどを抽出して、立体造形作品の生命感あふれる「構成」として提出している。戦後美術の展開のなかで彼が堅持した手の思考ともいうべき――手をとおしてものを見つめて考え、かたちを創りだし、発見する――態度からは造形の楽しさが伝わってくる。 |
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眼と精神――フランス現代美術展
アーティスト:アブサロン、ヤン・ペイミン、マルタン・テュペール、
ティエリー・クンツェル、 パスカル・コンヴェール、キャロル・ベンザケン
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会場:和歌山県立近代美術館
和歌山市吹上1-4-14
会期:1998年12月5日(土)〜1999年1月17日(日)
開館:9:30〜17:00 休館日=毎週月曜日、12月28日〜1月4日
入場料:一般1020(810)円、高大生710(570)円、小中生400(330)円
( )内は20名以上の団体料金 高齢者(65歳以上)、障害者は無料
問い合わせ先:0734-36-8690 |
アブサロン「独房N゜6」
群馬県立近代美術館展示風景
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この展覧会は、アルフレッド・パックマン氏(パリ国立高等美術学校校長)を監修者に迎え、80年代から90年代のフランス美術の流れを見るうえで、欠かすことのできない芸術家6名を選んで紹介するもの。モーリス・メルロ=ポンティの著作を媒介に、各作家の独自性とフランス的な特性、さらには国際的な普遍性をも浮き彫りにしようとする、意欲的な展覧会。 |
クロニクル、展示/蒐集−5――これが彼らの生きる道
《眼と精神――フランス現代美術展》……UAF11月16日号(1998) |
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アートナウ'98 ほとばしる表現力――『アウトサイダ−・ア−ト』の断面
アーティスト:尼崎昌弘、雨宮清明、岩下哲士、小幡正雄、小笹逸男、芝田貴子ほか
会場:兵庫県立近代美術館
神戸市灘区原田通3-8-30
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会期:1998年11月28日(土)〜1999年1月17日(日)
開館:10:00〜17:00(入館〜16:30)休館日=毎週月曜日、12月28日〜1月4日
入場料:一般700円、大高生500円、小中生300円
問い合わせ:078-801-1591 |
障害を持ったアーティストたちのように、美術界や流行や制度にとらわれず独自の活動を続けている作家の作品は、一般に「アウトサイダー・アート」の名で呼ばれている。欧米では、この「アウトサイド」という言葉は、既存の美術にはない新しい表現という意味で積極的に評価するために用いられているが、日本では「障害者のつくる作品全般」と同義とみなされる傾向が強い。そのため、美術の一断面であるはずの障害をもったアーティストたちの優れた作品が美術の本流(「インサイド」)から排除されている。この展覧会では、障害をもった美術家個人の活動に焦点をあて、その多彩で旺盛な芸術表現を5章構成で紹介する。障害をもった美術家たちの盛んな活動と、表現することの原点を再認識させてくれるような作品約250点が展示されている。
メッセージを放棄しているかに見える映画が、にもかかわらず行動的たりうることの理由――佐藤真監督『まひるのほし』……篠儀直子5月1日号(1998)
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