展覧会カタログ、アートやデザインにまつわる近刊書籍をアートスケープ編集部が紹介します。

泉鏡花きのこ文学集成

著者:飯沢耕太郎

発行:作品社
発行日:2024年6月4日
サイズ:四六判、256ページ

“世界に冠たる「きのこ文学」作家”泉鏡花の8作品を集成!
『原色日本菌類図鑑』より、190種以上のきのこ図版を収録!
その魅力を説く「編者解説 きのこ文学者としての泉鏡花」付!

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映画興行分析

著者:宇野維正

発行:blueprint
発行日:2024年7月3日
サイズ:A5判、528ページ

『映画興行分析』は、宇野維正が2015年からリアルサウンド映画部にてスタートした週刊連載「宇野維正の興行ランキング一刀両断!」の約400本におよぶ記事を再編集してまとめた一冊。興行通信社が毎週発表している『今週の映画ランキング』約9年分を、映画ジャーナリストならではの鋭い視点で読み解いていった528ページにおよぶ大著だ。さらに、1年ごとに書き下ろしのコラム「映画興行概論」を収録し、2016年7月から2024年4月までの足かけ9年で、映画興行を取り巻く環境がどのように変化したのかを概観できる貴重な資料にもなっている。

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改訂 保存修復の技法と思想──古代芸術・ルネサンス絵画から現代アートまで

著者:田口かおり

発行:平凡社
発行日:2024年6月19日
サイズ:B6変型判、424ページ

傷つき、色あせた作品に「延命」を施す保存修復の仕事。修復士たちが作品を前に重ねてきた試行錯誤の歴史を豊富な実例と文献から丹念に読みとく。修復されるのは時を経た絵画ばかりではない。公共空間のなかにあって変容しつづけるパブリック・アート、落書きや切り裂きなどの「ヴァンダリズム」を被った絵画、多様な素材から構成される現代美術の作品群への介入は、いかなる思想と技法をもって展開されるのか。

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デジタルファブリケーションとメディア

編者:三谷純

著者:田中浩也、小山裕己、筧康明、五十嵐悠紀
発行:コロナ社
発行日:2024年5月10日
サイズ:A5判、208ページ

本書は、デジタルファブリケーションとメディアを支える技術や概念、応用分野を「離散的設計」「コンピュテーショナルデザイン」「インタラクティブなものづくり」「パーソナルファブリケーション」といった4つに分け、それぞれを独立した章で解説します。(中略)

それぞれの章は、各分野の第一線で活躍する著名な研究者が執筆しています。デジタルファブリケーションとメディアという共通のテーマを掲げながらも、それらをどのような視点から捉え、考察するか、そしてどのように整理しまとめるかは執筆者ごとに大いに異なるものとなっています。本書では、このような執筆者ごとの独特なスタイルを統一することをせずに敢えて残すことで、それぞれが長年にわたり取り組んできた研究に基づく深い知識と情熱を感じられるものとなっています。本書を手に取った読者の皆様が、各章を読み進めることで、デジタルファブリケーションの幅広い領域に触れることができることでしょう。

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トーキョーアーツアンドスペース アニュアル 2023

編者:杉本勝彦、トーキョーアーツアンドスペース(舟橋牧子、市川亜木子、清本寛太、関朝子)
発行:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館 トーキョーアーツアンドスペース事業課
発行日:2024年6月24日
サイズ:B5変型判、146ページ

国内若手クリエーター滞在プログラム参加の間庭裕基 、「ACT Vol. 6」参加のヨフ へのインタビュー、TOKASレジデンシーに滞在したクリエーターに東京での経験について聞いたQ&Aも掲載されています。

TOKAS本郷のほか、全国の美大や美術館のライブラリーなどでもご覧いただけます。

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なめらかな人

著者:百瀬文
発行:講談社
発行日:2024年5月30日
サイズ:四六判、256ページ

たとえこの地球に散り散りに住むことになったとしても家族でいられるように、わたしたちは将来の約束をしない-ー群像の好評連載がついに単行本化。新進気鋭の美術家による清冽なエッセイ。

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ホー・ツーニェン エージェントのA

著者:ホー・ツーニェン

執筆:木下千花、アンドリュー・マークル、新井知行、崔敬華
発行:torch press
発行日:2024年6月25日
サイズ:A5変型判、256ページ

ホー・ツーニェンは、東南アジアの歴史的な出来事、思想、個人または集団的な主体性や文化的アイデンティティに独自の視点から切り込む映像やヴィデオ・インスタレーション、パフォーマンスを制作してきました。既存の映像、映画、アーカイブ資料などから引用した素材を再編したイメージとスクリプトは、東南アジアの地政学を織りなす力学や歴史的言説の複層性を抽象的かつ想起的に描き出します。そのようなホーの作品は、これまでに世界各地の文化組織、ビエンナーレなどで展示され、演劇祭や映画祭でも取り上げられてきました。国内でも、当館で開催した「他人の時間」展(2015年)を含めた多くの展覧会に参加し、近年は国際舞台芸術ミーティング in 横浜(2018年、2020年)、あいちトリエンナーレ2019(2019年)、山口情報芸術センター[YCAM](2021年)、豊田市美術館(2021年)で新たな作品を発表し話題を呼びました。(中略)

展覧会図録では、インスタレーションビュー、映像のスチルカットのほか、スクリプトや作品の制作過程で生まれた貴重な資料も交えながら、出品作6点を軸に構成しています。多層的な作品を読み解く論考4本や、過去に執筆されたホーのテキストも収録し、絶えず更新されるその制作の真髄に迫ります。

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