
銀座・資生堂ギャラリーにて、髙田安規子・政子による「Perspectives この世界の捉え方」展が開催されます。
髙田安規子・政子は、一卵性双子のユニットで活動するアーティストです。身近な素材を用い、空間や時間の「スケール(尺度)」をテーマに制作しています。作品は、数学や物理学的アイデアを背景に、繊細な手仕事や緻密な構成によって生み出され、アートと科学を融合させた独自の感性により表現されています。
本展では、「万物資生」の考えを起点に、生命やその成り立ち、進化の歴史を時間の層として描き出しながら、自然の法則によって宇宙へとつながる時空間を、スケールとともに巨視的・微視的に捉え、可視化することを試みます。
本を積み重ねて地層に見立てた《Strata》や、時間の概念について考えさせる《Timepiece》など、新作を含む約20点の作品が展示されます。
<髙田安規子・政子>
1978年東京生まれ。2001年、多摩美術大学美術学部彫刻学科卒業(安規子)、造形大学美術学部比較造形学科卒業(政子)。2005年ロンドン大学スレード美術学校 人文学部彫刻科修士課程修了(安規子・政子)。主な個展:「クリテリオム 78」(2010)、 「Going Down the Rabbit hole」(2022)、府中市美術館 公開制作88 髙田安規子・政子「くり返すカタチ」(2023-2024)など。
関連企画
■髙田安規子・政子による公開制作
展覧会開催に向けて、アーティストが作品を会場に設置する作業を公開します。この日は銀座中央通りで「ゆかたで銀ぶら2025」も行なわれており、来場者先着100名には本展オリジナルの栞が進呈されます。
日時|8/2(土)11:00~17:00*予約不要
*詳細はこちらをご覧ください。
会期:2025/08/26(火)~2025/12/07(日)
会場:資生堂ギャラリー(東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビルB1階)
開館時間:11:00〜19:00(日・祝 は18:00まで)
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日にあたる場合も休館)
入場料:無料
主催:株式会社 資生堂
問い合わせ先:資生堂ギャラリー TEL:03-3572-3901
公式サイト:https://gallery.shiseido.com/jp/?rt_pr=trs87l