香川・高松港キャッスルプロムナードにて、国際交流基金と瀬戸内国際芸術祭 2025の共催トークイベント「ベトナムの団地から考えるコモンズ」が開催されます。

イベントでは、美学者の伊藤亜紗(東京科学大学教授)をモデレーターに、ベトナム・ハノイから建築家集団「Kecho Collective」創設者のグエン・マイン・トゥアンを招き、インドネシアやフィリピンのインフォーマル居住区(スラム)で活動・研究する日本のリサーチャーと座談会が行なわれます。

社会主義国でありながら市場経済が導入されたベトナムにおける「所有」や「シェア」の概念を建築や町のあり方、人々の生活にみられる慣習を通して考え、インドネシアやフィリピンの事例も踏まえながら、公共財・共有地としての「コモンズ」について考える対話イベントです。

開催概要

日時|2025/08/08(金)18:00~19:40
会場|高松港キャッスルプロムナード(香川県高松市玉藻町 10-32)ベトナムマルシェ内イベントスペース
登壇者|グエン・マイン・トゥアン(Kecho Collective 創設者、建築家)、 岡部明子(東京大学大学院工学系研究科教授 建築設計・都市リサーチ)、石岡丈昇(日本大学文理学部社会学科教授 社会学) 伊藤亜紗(東京科学大学リベラルアーツ研究教育院教授 美学)
参加費|無料
言語|日本語・ベトナム語(通訳あり)

問い合わせ先:国際交流基金(JF)国際対話部 企画開発チーム
TEL:03-5369-6025 E-mail:gpk_1@jpf.go.jp(メールを送る際は、全角@マークを半角に変更してください)
公式サイト:https://www.jpf.go.jp/j/project/intel/exchange/2025/08-01.html