長野県立美術館のアートラボにて、2025年度の第Ⅱ期展覧会として「金箱淳一 音鈴─信濃」が開催されています。

「楽器インターフェース」の研究者でもある金箱は、視覚や聴覚に障がいのある人もそうでない人も一緒に遊ぶ/感じることができるよう、音や光を振動に変えて伝える「共遊楽器」の開発を行なっています。聴覚だけでなく、それ以外のさまざまな感覚をつかって、音を楽しんでみてください。


*ふれる作品鑑賞方法について、詳細はこちらをご覧ください。

■展示作品(予定)
金箱淳一+原田智弘《音鈴-信濃》

<金箱淳一>
楽器インターフェース研究者、Haptic Designer、神戸芸術工科大学准教授。 障がいの有無にかかわらず、共に音を楽しめる「共遊楽器」(作家による造語)を研究・開発している。1984年 長野県浅科村(現・佐久市)生まれ。第11回文化庁メディア芸術祭エンターテイメント部門審査委員会推薦作品(2007)、Asia Digital Art Awardエンターテイメント部門大賞、経済産業大臣賞(2013)、Asia Digital Art Awardエンターテイメント部門優秀賞受賞(2018)、 東京2020パラリンピック閉会式演出協力(2021)ほか。

<原田智弘>
1970年福岡県生まれ。作編曲家、音楽プロデューサー、サウンドデザイナー。様々なアーティストコラボレーション、邦楽器ソフトウェア楽器開発メーカーを運営。生活と人と社会をつなぐ音環境の創造を目指して、公共空間のサウンドデザインのほか、サウンドインスタレーション作品制作も行なっている。

会期:2025/07/12(土)~2025/10/05(日)
会場:長野県立美術館 アートラボ(長野県長野市箱清水1-4-4(善光寺東隣))
開館時間:9:00~17:00(入場は閉館30分前まで)
休館日:水曜日
観覧料:無料
主催:長野県、長野県立美術館
公式サイト:https://nagano.art.museum/exhibition/artlab_kanebako2025