展覧会カタログ、アートやデザインにまつわる近刊書籍をアートスケープ編集部が紹介します。

ソウル 気になるミュージアム

著者:大瀬留美子
発行:亜紀書房
発行日:2025年9月11日
サイズ:四六判、248ページ

ソウル市民が愛してやまない、宝物のような場所!
BTS・RMさんお気に入りの美術館をはじめ、韓国ならではの超異色な博物館まで、厳選に厳選を重ねた19館を紹介。
リピーターはもちろん、初めての人だって訪れたくなる博物館&美術館案内。

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教育とは何か

著者:ティム・インゴルド
翻訳:古川 不可知
発行:亜紀書房
発行日:2025年9月12日
サイズ:四六判、328ページ

すべての学ぶ人と、教える人たちに。
私たちにいま必要なのは、
知識の鎧で身を守る「強い教育」ではなく、「弱い教育」だ。
不確かな道をともに歩み、世界に応答せよ!

人類学をリードする世界的な思想家が教育、そして人間のまだ見ぬ可能性を示す。

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「音」の戦争と日本近代──戦時下の日常で音楽はどう鳴り響いたのか

編著:戸ノ下達也
発行:青弓社
発行日:2025年9月16日
サイズ:四六判 、288ページ

明治期以降、西洋音楽が軍隊や教育の現場を中心に普及していき、大正期から昭和初期、そして戦時下に至る過程で、レコードやラジオを通じて音楽は人々の生活になくてはならない文化として定着した。戦争と音楽はプロパガンダの側面などが注目されがちだが、戦時下日本の日常で音楽はどのように鳴り響き、人々を楽しませていたのか。…敗戦後80年の2025年に「戦争と音楽」を鋭く問う貴重な成果。

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オランダの小さな村に学ぶ ケアからはじまるコミュニティ

著者:吉良森子
発行:学芸出版社
発行日:2025年9月25日
サイズ:四六判、192ページ

住民がつくる多世代共生、地域ケアの実践
オランダの小さな村で、住民たちが老人ホームを買い取り、多世代共生の場へと再生した物語。障害者のデイケアや地域活動を通じて培われた「住民が育てるコミュニティ」の軌跡。その具体的なプロセスを建築家である著者が10年間の密着取材から紐解く。

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はじまりの美術館──社会福祉法人が手さぐる地域とアート

編著:はじまりの美術館
発行:左右社
発行日:2025年9月26日
サイズ:四六判、256ページ

福島・猪苗代、ここではアートが町のよりどころ
障がいがあってもなくても、大人も子どもも、だれでも参加できる、集える居場所をめざして。 美術館経験なしの社会福祉法人が手さぐりで試行錯誤してきた10年の記録!

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デンマークの建築──サステナブルで快楽的なデザインで社会を導く

編著:山下朋文・蒔田智則
著者:森田美紀・金田泰裕・岡村彩・宇田川裕喜
発行:学芸出版社
発行日:2025年10月1日
サイズ:四六判、256ページ

BIG、Cobe等の建築が街を変えるエコシステム
BIG、Cobeら気鋭建築家による、高いサステナビリティを実現しながら遊び心溢れるデザインで人気のプロジェクト、デンマークのユニークネスを育む社会のしくみを紹介。スキーもできるごみ処理場、雨を貯め水害を防ぐ公園、アップサイクル建材の住宅、共創を促すリビングラボ…。建築が街をポジティブに変えるエコシステムを探る。

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ずっと工事中! 沢田マンション

著者:青山邦彦
監修:加賀谷哲朗
発行:学芸出版社
発行日:2025年10月1日
サイズ:A4判、32ページ

あの伝説のマンション、まさかの絵本化…!
田んぼや釣りぼり池。バラバラな間取りの住戸。迷路のような階段やスロープ。専用リフトや屋上クレーン。なんでも手づくりしてしまう夫婦が増築に増築を重ねた伝説のセルフビルド建築・沢田マンション。その建設と改造のプロセスが、子どもも大人も楽しめる絵本になった!変わりつづけるマンションのウソのようなホントの話。

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ソングブック

著者:飯沢耕太郎
装画・絵:サイトウマサミツ
発行:リトルギフトブックス
発行日:2025年10月1日
サイズ:A5変形判、112ページ

写真評論家としても知られる飯沢耕太郎さんの5作目となる詩集。
…音楽はビル・エヴァンス・トリオ 『ポートレイト・イン・ジャズ』全曲を中心に、 ザ・ビートルズ、ボブ・ディラン、 松任谷由実など時代もジャンルもさまざま。 巻末にはそれらの曲のバックグラウンドを記した ライナー・ノーツを収録。 詩を眺め、楽曲のことを知り、また詩に戻る、 そんな楽しみ方ができる一冊です。

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