
東京大学にて、2026年秋にアートスクール「アルスノーヴァ」が開講します。
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アルスノーヴァは、東京大学を舞台に上演される新しい実験的なアートスクールです。ここでは「アート」を単一の分野として扱うのではなく、ラテン語の「アルス」という語源に遡り、つくること・感知すること・考えることのための「術」の総体として捉え直します。
プログラムは、大学の中にすでに散在している多様なアルスを、あらためてつなぎ直すことを目指します。たとえば、工学/物理学のセンサー技術、農学/生物学の植物環境研究、情報学のメディア理論、表象文化論/美学の芸術研究など、異なる領域を横断する新しい学びと制作の回路を立ち上げます。どの回路も、あらかじめ決まった答えではなく共同の実験から始まります。
授業は、異なる専門分野をもつ複数の教員が同じ科目名のもとで共同担当します。これは単なる役割分担ではなく、教員同士が互いに学び合うプロセスそのものを授業として開くための演出です。学生は、教員がすでに知っていることを学ぶだけでなく、教員が知らないことをどう学ぶのかを見ながら学びます。
またアルスノーヴァには、大学の外からも色々な実践者が参加します。アーティスト、音楽家、パフォーマー、エンジニア、編集者、プログラマー、ドラマトゥルクなど、多様な術の担い手が教育と制作に協働者として加わり、授業と並行して運営されるパブリッシング部門を通じて成果を公開していきます。
プログラム
■オリエンテーション(定位)科目類
芸術/技術、文理、自己/他者といった既存の区分を感性の多様性から問い直し、共創に向けて思考と身体の習慣を「学び落とす」必修の準備科目です。
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■カルティヴェーション(耕作)科目類
身体・素材・環境との具体的な関係を通じて術を実践的に体得するアルス科目群と、それらを批評的に捉え直して社会や制度を媒介する術へと再構成するメタ・アルス科目群を、基礎から応用へ段階的に学びます。
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■プレゼンテーション(提示=上演)科目類
制作物を社会にどのように公開し作用させるかを、広報・出版・展覧会・発表などの実践を通じて「上演=提示」のアルスとして学び、実演します。
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<第1期 入試時期(予定)>
募集要綱の公開(ウェブ):2026年5月頃
書類試験(デジタル提出):2026年8月頃
面接試験(選抜者のみ):2026年9月上旬
結果通知:2026年9月中旬
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助成:文化芸術活動基盤強化基金(クリエイター等支援事業 育成プログラム構築・実践)、独立行政法人日本芸術文化振興会
公式サイト:https://arsnova.tokyo