展覧会カタログ、アートやデザインにまつわる近刊書籍をアートスケープ編集部が紹介します。
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うごく木 山本尚志2016‒2023作品集

著者:山本尚志
発行:アートダイバー
発行日:2024年2月16日
サイズ:A4変横、104ページ、日英バイリンガル

国内外のアートワールドで再評価の機運が高まる「書」。群雄割拠の現代書家のなかでも、「ART SHODO」を提唱し、「モノにモノの名前を書く」というコンセプチュアルなスタイルで、現代書と現代美術とを横断し強烈な存在感を放つ山本尚志、珠玉の作品集。

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核のプロパガンダ──「原子力」はどのように展示されてきたか

著者:暮沢剛巳
発行:平凡社
発行日:2024年2月24日
サイズ:四六判、368ページ

日本各地にある原発のPR施設、広島・長崎の平和館、万博の原子力テーマなど、功罪を含め核がどのように宣伝されてきたかを辿る。

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人類の会話のための哲学──ローティと21世紀のプラグマティズム

著者:朱喜哲
発行:よはく舎
発行日:2024年2月26日
サイズ:四六判、284ページ

「雑多で多様な複数の声たち」、その会話こそが人類が豊かに暮らす希望ではないか。哲学者ローティは多くの批判を引き受けながら、その声たちを守ることこそを哲学の任務として引き受けた。本書は、第一部はミサック、第二部はセラーズ、第三部はブランダムを中心的に扱うことで、先行研究から後世の視点も含め包括的なローティ像を描き出している。

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多元世界に向けたデザイン──ラディカルな相互依存性、自治と自律、そして複数の世界をつくること

著者:アルトゥーロ・エスコバル
翻訳:増井エドワード、緒方胤浩、奥田宥聡、小野里琢久、ハフマン恵真、林佑樹、宮本瑞基
監修:水野大二郎、水内智英、森田敦郎、神崎隼人
発行:ビー・エヌ・エヌ新社
発行日:2024年2月22日
サイズ:四六判、512ページ

持続可能な世界へのトランジションに向けて、「デザイン」の再定義/方向転換を図る人類学者アルトゥーロ・エスコバルの『Designs for the Pluriverse』、待望の翻訳。

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旅と夢 トラヴェローグ 2000年4月〜10月

著者:飯沢耕太郎
発行:東京キララ社
発行日:2024年3月1日
サイズ:四六判、320ページ

2000年4月から10月にかけ、写真評論家・飯沢耕太郎が旅した、東アフリカ(ケニヤ、タンザニア、ウガンダ)、ギリシャ、トルコ、東ヨーロッパ(ルーマニア、ハンガリー、チェコ)の瑞々しい記録。

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図説 付属屋と小屋の建築誌──もうひとつの民家の系譜

編著:大場修
著者:青柳憲昌、安高尚毅、奥矢恵、長田城治、角幸博、釜床美也子、黒野弘靖、畔柳昭雄、小林久高、小林基澄、真田純子、陳国棟、中村琢巳、中村航、平尾和洋、安森亮雄、山田宮土理、山田由香里
発行:鹿島出版会
発行日:2024年3月21日
サイズ:A5判(コデックス製本)、308ページ、オールカラー

人々が住み、生活をする場となる「主屋」に対し、主に生業を担う作業場や、保管・収納する空間などとして使用される「付属屋」。主屋は木造軸組みが主であるのに対し、付属屋は石造、土蔵、石屋根木造、木骨石造など構法も様々で、それゆえ主屋以上に日本民家の地域性がより濃く反映され、地域の景観形成大きな影響を与えている。個性豊かな日本各地の「付属屋」の魅力をカラーでビジュアルに紹介する。

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ラッセンとは何だったのか?[増補改訂版]

編著:原田裕規
著者:石岡良治、上田和彦、大野左紀子、大山エンリコイサム、加島卓、河原啓子、北澤憲昭、木村絵理子、暮沢剛巳、斎藤環、椹木野衣、千葉雅也、土屋誠一、中ザワヒデキ、速水健朗、星野太
発行:フィルムアート社
発行日:2024年2月23日
サイズ:四六判、272ページ

容姿端麗なサーファー画家、海を守るエコロジスト、地元ハワイを愛するマリンアーティスト……鮮やかな水面に乱反射する「語り」の光跡から浮かび上がる実像とは──世界初のラッセン論、新規テキストを加えて待望の復刊!

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