令和6年能登半島地震で被害を受けた石川県七尾市の一本杉通りで開催されている「復興マルシェ」を応援する企画として、マルシェで利用するスツールを制作するワークショップが開催されます。
この企画は、今年2月に金沢21世紀美術館にて「被災地のことばをかたちに ~困りごとを解決する家具や道具をかたちにするお手伝いをします(2/23・24)」が開催された際に、相談を受けたことが始まり。
一本杉通りは震災により大きな被害を受けながらも、震災1カ月後から振興会によるマルシェを開催しています。しかし、マルシェに必要な什器が足りてないことから、「スツール」をVUILDの技術を使い、提供するこのプロジェクトが立ち上がりました。
材料は金沢産の杉集成材を使い、プロジェクト工房に設置したShopBot(木を切削する機械)で、リアルタイムに加工しながらスツールをつくり、復興マルシェに届けます。
なお本ワークショップは、金沢21世紀美術館で3月24日まで開催されていた「DXP2(デジタル・トランスフォーメーション・プラネット 2)」展にて展示したVUILDと連動した企画として実施されます。
会期:2024/3/30日(土)、31日(日)
会場:金沢21世紀美術館プロジェクト工房
(石川県金沢市広坂1-2-1)
入場料:無料
開館時間:10:00〜17:00
参加方法:プロジェクト工房に直接お越しください(事前申込不要)
問い合わせ:金沢21世紀美術館 学芸課
TEL:076-220-2801 E-mail:event.g.kanazawa21@gmail.com
主催:金沢21世紀美術館 [公益財団法人金沢芸術創造財団]、VUILD株式会社
公式サイト:https://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=25&d=2077