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監修:森司、村田真、暮沢剛巳
編集:「artscape」編集部
制作:株式会社DNPアーカイブコム
デザイン:Kazuya Kondo Inc./近藤一弥、松本正樹
編集協力:メディア・デザイン研究所、春木祐美子
DTPオペレーション:メディア・デザイン研究所
発行:大日本印刷株式会社ICC本部
仕様:A5判、208ページ(内、カラー:88ページ、モノクロ:120ページ)
お待たせしました。サイト開設10周年記念の出版物ができあがりました。artscapeのあゆみとともにアートとネットのこの10年の現代史をまるごとアーカイブした、コンパクトにして"使える”1冊です。サイト開設当初から関わっていただいた森司、村田真、暮沢剛巳の3氏を監修者に迎え、artsacpeではお馴染の方々に執筆いただいています。この度「メセナアワード2005」(企業メセナ協議会)での「アート情報文化賞」受賞を記念し、Webでも、書籍でもご覧いただけるハイブリッドでの出版としました。是非一度ご覧ください。 |
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◆【Web版】 |
※Web版の公開は終了いたしました。(2024年6月) |
◆【書籍版】(紙メディア) |
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トランスアートから発売しています。
定価:税込価格2,940円(本体価格:2,800円) 発売日:2005年11月25日
こちらからご購入いただけます。
Web版と同一内容です。 |
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『アートスケープ・クロニクル』はメディアをウェブから紙に移して、2cm弱の厚みのある「本」というボディを持つことになります。そこでは単に媒体が変わるというだけでなく、たとえば素早くページを繰ることによって一望のもとに情報が俯瞰できるとか、機器を介さずにいつでも手軽に読むことができるといった、書物そのものの持つ特性が付加されます。これはデザインの上でも利点となります。本文には軽くしなやかな用紙を選び、容易にペ−ジをめくれるように、文字組はシンプル、システマチックで可読性の
あるものに心がけました。表紙まわりのデザインは、この本がいわゆるマニュアルやガイドブックのたぐいではないので、ディスプレィ上のイメージを直接転写するのではなく、「発光」「透過」といったメタファーとして、素材の持つ質感に織り込んでいます。それは不透明な輝きを持つものとなりました。
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近藤一弥 |
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「クロニクル」への情報をお寄せください |
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「アートクロニクル」をご覧になって、誤記や修正・追加すべき事項などお気づきの点がありましたら、是非お知らせください。
ここからご連絡いただけます。
その際、出典・参考資料名を明記いただければ幸いです。皆さまからお寄せいただいた情報をもとに、編集部で調査・検証し、より精度の高いアーカイブ資料として皆さまにご利用いただけるよう、「アートクロニクル」【増補改訂版】の企画も構想していきたいと思います。 |
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・刊行にあたり
[Chapter 1]
・鼎談:アート、ネット、美術館―10年の歴史と経験
椿昇+八谷和彦+森司(司会)
・加速するデジタル文明の中で―アート情報発信と蓄積の10年
影山幸一
・「nmp」から「artscape」へ―変わったもの、変わらないもの
春木祐美子
[Chapter 2]
国際展マップ監修=村田真/
アートクロニクル監修・キーワード作成=暮沢剛巳
・国際展マップ1994/アートクロニクル1994
・国際展マップ1995/アートクロニクル1995
・国際展マップ1996/アートクロニクル1996
・国際展マップ1997/アートクロニクル1997
・国際展マップ1998/アートクロニクル1998
・国際展マップ1999/アートクロニクル1999
・国際展マップ2000/アートクロニクル2000
・国際展マップ2001/アートクロニクル2001
・国際展マップ2002/アートクロニクル2002
・国際展マップ2003/アートクロニクル2003
・国際展マップ2004/アートクロニクル2004
・国際展マップ2005/アートクロニクル2005
・12のシーンで10年を振り返る
アート=暮沢剛巳/メディア・アート=四方幸子/デザイン=紫牟田伸子/
建築=五十嵐太郎/写真=土屋誠一/映画=北小路隆志/
音楽=増田聡/ダンス=桜井圭介/おたく=森川嘉一郎/ IT=歌田明弘/
メセナ=熊倉純子/本・DVD=暮沢剛巳
[Chapter 3]構成=村田真
国際展を考える
南條史生/北川フラム/長谷川祐子/清水敏男/
市原研太郎/小沢剛/石内都/川俣正
・artscape総目次 1996―2005
・あとがき 森司
・執筆者紹介 |
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