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ミュージアムグッズレポート
東京国立博物館ミュージアムショップ|近つ飛鳥博物館ミュージアムショップgraphicstation(熊本市現代美術館ミュージアムショップ)
このページの内容は、掲載当時(2007年10月)のものであり、現在とは状況が異なることがありますのであらかじめご了承ください。
東京国立博物館ミュージアムショップ
[取材協力=東京国立博物館ミュージアムショップ]
埴輪・馬
埴輪・馬
3,780円(税込)
野蚕糸マフラー
野蚕糸マフラー
各3,990円(税込)

法隆寺裂・名物裂等(東京国立博物館蔵)織物の染色は、植物から得られる染料で染められた、植物染料が主体となっています。歴史の中で育まれたこれ等の色は豊かであり落ち着きがあり、又ある色は、格調の高さを感じさせます。野蚕糸マフラーは、これらの植物染の色を追求すると同時に、野蚕糸のもつ素材の特質である含気量の多さと、吸湿性を十分に生かした製品として製作されました。
唐棧信玄袋
唐棧信玄袋
各2,940円(税込)
唐棧は桃山時代から江戸時代の初期に南蛮船により日本にもたらされた織物のひとつで、インドの東海岸、サント・トーマスの港から渡ってきたと言われ、「とうざん」と呼ばれるようになりました。
また、将軍家が大奥で、袴を作り着用したことから奥島とも呼ばれました。当時は、珍しく、貴重な織物であり、絹と見まごうほどの光沢、軽さ、柔らかな肌触りが珍重されました。復元されたこの唐棧も、当時の古渡り唐棧にならい、縦糸・緯糸共に極細の高級錦糸で織り上げました。
将軍家を頂点とした上流階級から、豪商、町人、役人、茶人、庶民へと拡がるなか、特に町人は幕府の禁令下で目立たぬおしゃれとして唐棧を着て、茶道と共に、「わび」や「さび」といった日本独自の服飾文化の基礎をつくり出したと言われています。
麻布ブックカバー
麻布ブックカバー
各1,890円(税込)

手前:群鶴文様
奥:波兎蒔絵文様
群鶴文様:
大胆な曲線の中、一群の鶴が羽ばたくこの文様は、江戸時代の群鶴蒔絵硯(木製、金地、鉛金具、24.3×22.0×5.1、松永安左ェ門氏寄贈、18c)から写したものです。鶴が水面より飛び立つ様とも、群なし飛ぶ影が流水に映える姿ともとれます。抽象的な曲線の地に、パターン化された鶴のイメージが若干の差違をもって配置され、異なる動きの位相が生まれています。

波兎蒔絵文様:
この文様は波兎蒔絵旅櫛笥(縦27.8cm、横21.5cm、高23.7cm、[江戸時代])から写したものです。荒ぶる波の間を兎が飛ぶ意匠は、江戸時代初期に流行したもので、謡曲『竹生島』の一節、「月海上に浮かんでは兎も波を走るか おもしろの島の景色や」に由来するものです。
ミュージアムショップ、グッズに関する問い合わせ
●東京国立博物館運営協力会
〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9
TEL:03-3822-0088
FAX:03-3822-0088
URL:http://www12.ocn.ne.jp/˜tnm-shop/

*2007年7月31日ミュージアムショップは新装オープンいたしました。 皆様のご来店をスタッフ一同心よりお待ちしております。
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