造形大の学生を連れて校外授業。チーフ・キュレーターの平松洋氏に案内してもらう。デパート、学校、ショー・ウィンドウ、民家の外壁などに計25人の作品が点在するのだが、開発の進んだ北口ではビル内部での展示が多く、開発途上のゴチャゴチャした南口のほうが展示場所としてはおもしろい。ファーレ立川の、ビルが建ちそこなった地下空間には惹かれるものがあるが。更地に廃品となった家電製品を並べた王強、取り壊し予定の店舗や民家の外壁にコンビニ弁当のカラーコピーを貼りつけた飯田啓子がいい。 [10月31日(木) 村田真]