 |
靖国神社遊就館[東京] |
|
 |
|
|
靖国神社内の遊就館に高橋由一の作品が奉納されてるというので、初めて訪れる。ここはなんと明治15年の創立というから、東博に次いで古い博物館ということになる。つい最近、増改築が行なわれたばかりだが、中身は薄っぺらい戦争博物館だ。戦死者の顔写真が並ぶインスタレーションは、まるでクリスチャン・ボルタンスキー。肝心の由一は《甲冑図》が1点だけ、所在なげに廊下に掛かっていた。
[11月14日(木) 村田真] |
|
|
|
菅木志雄展 |
|
11/5~22 東京画廊[東京] |
|
 |
|
|
造形大の学生と銀座で待ち合わせ、画廊を20軒近くまわる。全部書くとかったるいのでテキトーに割愛。菅さんのインスタレーションは、分厚いガラス板のうえにコンブみたいな波型の黒いオブジェがたくさん乗っかっていて、海を思わせる。珍しいですね、具体的なイメージを喚起させる作品は。今日まわったなかでは、中村シキカツ展(藍画廊)もギャラリー空間全体を使ってインスタレーションしていた。
[11月14日(木) 村田真] |
|
|
|
アートコミュニケーション展part4 |
|
11/1~1/31 健康倶楽部銀座[東京] |
|
 |
|
|
病院内の高齢者のデイ・サービスセンターに現代美術作品を展示し、社会とアートの関係を探る試み。今回は高橋薫、日向野桂子、菱山裕子の3作家が作品を展示している。どれも比較的穏当な表現だが、顔や身体をモチーフにした菱山作品は不気味がられるようだ。そういえば彼女の作品、別の高齢者ホームに展示されたときも「気持ち悪い」という反応があったそうだ。まあそのぐらい刺激があったほうが、なにも反応がないよりもいいと思うが。
[11月14日(木) 村田真] |
|
|
|
鶴巻美智子展 |
|
11/11~16 村松画廊[東京] |
|
 |
|
|
すべて垂直方向のストロークによる伸びやかなペインティング。こうした抽象表現主義を思わせるペインティングも根強くがんばっていて、ほかにも小林綾子展(なびす画廊)、大友洋司展(ギャラリー山口)などがあった。
[11月14日(木) 村田真]
|
|
|
|
タムラサトル ALL
VIDEO WORKS |
|
11/2~23 晶アート[東京] |
|
 |
|
|
ゴルフのクラブで缶ジュースやプラモデルを破壊したり、洗濯機をブチのめして火を放ったりするビデオ。以前にも見たことあるが、短く編集してつないでいるので、つい最後まで見てしまった。
[11月14日(木) 村田真]
|
|
|
|
眞田岳彦展 |
|
10/25~12/29 メゾンエルメス8階フォーラム[東京] |
|
 |
|
|
獣毛を用いたインスタレーション。寒い日にいかにも暖かそうだ。とりたててすばらしいというわけでもないが、ほかに比べて確たるこだわりがあることとダントツに金をかけてる分、本日のベスト1に決定。
[11月14日(木) 村田真]
|
|
|
|
トーマス・ルフ展 |
|
11/11~12/6 ギャラリー小柳[東京] |
|
 |
|
|
なにをどうやってつくったのか知らないが、虹色の美しいプリント。本日のベスト2。
[11月14日(木) 村田真]
|
|
|
|
 |
島伸彦展 |
|
|
11/11~30 ギャルリー東京ユマニテ[東京] |
|
 |
|
|
動物のシルエットを描いたモノクロームの絵画。造形大出身だからというわけでもないが、学生のあいだでもっとも賛否が分かれた作品。
[11月14日(木) 村田真]
|
|
|
|
|
|