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川原直人展 "Flower escape" |
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3/15〜4/19 タカイシイギャラリー[東京] |
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連続的フォトリアリズム風ペインティング、つまり連続写真を描いたもの。フォトリアリズムって嫌いだけど好きだな。なんだろ、このアンビヴァレントな感情は。
[3月15日(土) 村田真]
既視感のある映画の一場面をコマ送りの連続写真のように描いたペインティングほか。ペインティングなのだが、映像的な要素の強い作品。
[3月20日(木) 原久子] |
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櫃田珠実展――どこでもない場所 |
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2/28〜3/22 小山登美夫ギャラリー[東京] |
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空からカーテンみたいなものがぶら下がってるCG作品。CGって好きなのに嫌いだな。なんだろ、このアンビギュアスな気分は。
[3月15日(土) 村田真]
自然界にはまったくの相似形というのはないのだという話を聞いたことがある。櫃田の作品には上下を開いたような形のものが登場する。美しい形なのだが違和感がある。いや、違和感があるが、美しいという表現のほうがいいのかな(?)
[3月20日(木) 原久子] |
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紺泉展 Interior 2.5 |
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3/15〜4/5 プロジェクトルーム |
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奥の壁には風景を描いた厚さの異なるタブローが数点、その手前には人物を描いたタブローが立っている。その手前にはスピーカーを描いたタブロー、というよりもはやボックスが床に置かれ、その手前にはホンモノの椅子が配されている。絵と現実とのあいだを、タブローの厚みと正面性の問題でグラデーション化したわけだ。これまでタブローの仕事とインスタレーションの仕事を別々にしか知らなかったが、今回は両者をアウフヘーベンしているともいえる。またひとつ進化しましたね。
[3月15日(土) 村田真] |
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VOCA展2003 |
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3/14〜30 上野の森美術館[東京] |
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今年で10回目。あいかわらずVOCA的な作品が半数を占める一方、VOCA的なるものからの離脱を図る動きも急を告げている。いつ出るかと思っていた映像作品、今回とうとう現われました。田中巧起のビデオ作品。こんなことが可能になったのも、プラズマディスプレイとかいう装置が出品規定にある厚さ20センチ以内に収まったからだ。これを突破口に今後も映像が増えていくことが予想されるが、もしそれが受賞した場合、第一生命はどうやってコレクションするんだろう。手っ取り早いのは受賞させないことだけどね。1円玉と5円玉を布に貼った中ザワヒデキの「19235枚の硬貨から成る41193円」も異色作だが、こうして壁掛けで見ると金銀華やかで、なんとなく琳派の屏風絵を思わせないでもない。佐藤勲のきわめてまっとうな絵画は、カタログには載っているものの展示されてなかった。展示作業中に破損してしまったからだ。しかし推薦されたにもかかわらず、展示はおろかカタログにも掲載されなかった作品もあったらしい。出品規定に抵触し門前払いを食わされた紺泉だ。大物になるぞ、きっと。
[3月15日(土) 村田真] |
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animation soup アニメーションとおんがくとろうどくの一夜 |
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3/15 扇町ミュージアムスクエア[大阪] |
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手描きアニメーションなどを中心にしたセレクションの上映とアコースティック・サウンドを中心にしたライヴ、そして絵本の朗読。心温まる春の夜でした。
[3月15日(土) 原久子] |
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庄司達展 Cloth Behind-FORUM〈フォーラムの園〉 |
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3/14〜4/13 エキジビジョン・スペース[東京] |
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床に敷いた朱色の帯状の布が三角形に立ち上がっていて、布がめくられ露出した床材の上には小石が置いてあった。よく見るとそれらの小石は立ち上がった布部分がつくる影に添って設置されていた。白い壁と紅い布という激しい対比と、小石が作り出すストイックな表現は、やっぱりベテランの成せる技か!?
[3月19日(水) 原久子] |
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水谷一展――磁力の線画 |
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3/3〜27 INAXギャラリー2[東京] |
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紙を継ぎ足しながらチャコールペンあるいは鉛筆で描いた作品。高速道路のジャンクションらしき風景が描かれている。丹念に線の集積で描かれた作品。50代くらいの作家の作品かと思っていたら、1976年生まれの現役大学院生とプロフィールにあったので驚いた。
[3月19日(水) 原久子] |
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エイヤ=リーサ・アハティラ展 |
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3/21〜6/8 東京オペラシティアートギャラリー |
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「この人の作品好きなんです」という発言を何人もの人から聞いた。日本での知名度はけしてこれまで高くはなかったけれど、ヴェニス・ビエンナーレやドクメンタ11(カッセル)で観た人も多いはず。いろんな意味で高いクオリティの彼女の作品に映像の可能性を確信した人もたくさんいたと思う。
[3月20日(木) 原久子] |
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