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三宅砂織展 点・滅 |
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4/5〜25 ノマルエディションプロジェクトスペース[大阪] |
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版画を学生時代から主に作ってきた三宅だが、ここのところの個展ではペインティング作品を中心に発表している。線ではなく点で描いてゆくが、キャンバスから盛り上がった絵具やその微妙な大小の違いなど、点で描いているといってもコンピュータのドットとは全くことなる。今回の個展でさらにヴァージョンアップした感があり、これからの展開に目が離せない。
[4月18日(金) 原久子] |
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谷本良子展 |
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4/5〜25 ノマルエディションプロジェクトスペース[大阪] |
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谷本が作品にする羊毛や布などの繊維は質感が独特。さらに谷本の作品ときたら、「羊の皮を被った狼」どころか「羊の皮を被った羊」が強烈なパワーをもっている。
[4月18日(金) 原久子]
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大ロック展 |
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4/18〜5/25 KPO キリンプラザ[大阪] |
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懐かしいなんて言っているとオバサン扱いされるかもしれないが、70年代〜80年代を中心にしたLPレコードのジャケットの展示を食入るように観てしまった。「あっ、これ持ってたけど今どこにあるのかな」なんてのもあったり。いやはや、非常に楽しい展覧会です。
[4月18日(金) 原久子] |
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「小猿の会」の会 |
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4/19 京都造形芸術大学春秋座[京都] |
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市川猿之助教授が歌舞伎の授業を受持つこの大学では、古典芸能に魅せられる学生たちが少なくない。歌舞伎の授業は必須科目。受講生たちが日舞を課外活動でも続けたいと「猿之助」の「猿」をとって「小猿の会」を結成したのはもう10年前。コンテンポラリー・ダンスもいいけど、古典の型をうまく身につけて、それぞれの身体表現をしてゆく日舞もなかなかいいです。
[4月19日(土) 原久子] |
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写真新世紀 京都展2003 |
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4/15〜27 ギャラリーRAKU[京都] |
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審査委員の顔ぶれが作品にしっかり反映されていて、選者の評を読んで2度納得。若者たちの傾向と対策が行き過ぎているのかしら? 新世紀っていうけど、新しい感じは全然しないと思ったのは私だけだろうか。
[4月19日(土) 原久子] |
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What I can or cannot recollect――写真を取り込んだ作品を通してのアイデンティティー |
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4/15〜20 ギャラリー16[京都] |
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河野愛と山口義順の2人展。テーマやモティーフは違うが、質感が似ている2人の作品。河野は父の小学校の頃からのクラス写真を用いて作品化。父の部分だけがマーキングされていて、クラスの人数分が複写され、積み上げられている。古い集合写真に既視感を覚えるだけじゃなくて、この手の作品ほかにもつくってる人いましたよね。
[4月19日(土) 原久子]
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川田喜久治展 |
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3/29〜5/25 東京都写真美術館[東京] |
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幻の写真集『地図』がまず会場のはじめの部屋に展示されているが、原爆投下の記憶をとどめた作品。次に、ヨーロッパの庭園などのバロック的な世界をを撮った作品が並ぶ。最後にセクションで近作のカラー写真を観たが、なくてもいいように思えるほど印象が薄かった。
[4月20日(日) 原久子] |
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六本木ヒルズ プレスプレビュー |
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4/21 六本木ヒルズ[東京] |
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しばらく家に閉じこもっていたので、久々に外出する。といっても近所だが。25日にオープンする六本木ヒルズのプレスプレビュー。この日は5種類のガイドツアーが用意されていて、ぼくはパブリックアート・ストリートファニチャーコースを選択。ルイーズ・ブルジョワの蜘蛛の彫刻《ママン》、蔡国強の山のような石の彫刻《高山流水・立体山水画》、チェ・ジョンファが遊具をプロデュースした《ロボロボ公園》、壁に3.2×2.2メートルの数字を映し出す宮島達男の《カウンター・ヴォイド》など、点数こそ少ないものの1点1点スケールがでかい。また、敷地を貫くけやき坂通りには11人のデザイナー・建築家・アーティストによるベンチ(ストリートファニチャー)が置かれていて、こちらもけっこう金がかかってる。もっとも六本木ヒルズ全体の総工費からすれば微々たるもんだろうけど。
[4月21日(月) 村田真]
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