バックナンバー
2009年01月15日号のバックナンバー
フォーカス
コミュニティの核としての国際展──北川フラム氏インタビュー
[2009年01月15日号(暮沢剛巳)]
金融危機のいまこそ、アーティストの真価が問われる──三潴末雄氏インタビュー
[2009年01月15日号(暮沢剛巳)]
キュレーターズノート
初冬の東北、アートシーンを訪ね歩く
[2009年01月15日号(日沼禎子)]
本格的な冬も間近な11月末。湿り気を帯びた寒さにいまだ慣れない体を小さく震わせながら、青森駅を出発する。目的地は秋田、雫石、仙台である。東北は広く、それぞれの土地特有の空気感がある。自然環境、人、言葉。冬はそれらをもっとも強く感じられる季節だ。そのことを体で確かめたくて旅に出る。ここに旨い物、温泉、といきたいところだが、アートシーンだけに留めておこう。
アートプログラム青梅2008:空気遠近法・青梅-U39
[2009年01月15日号(住友文彦)]
飛び出せ!!Made in 九州展 ~九州でアートするということ~/琴姫プロジェクト~九州アートを探す旅~/全員展in九州
[2009年01月15日号(坂本顕子)]
若い作家たちが「九州でアートする」ということは、どういうことか。その活動の拠点となるオルタナティブなアートスペースやアートプロジェクトについて考えさせられる展覧会に出会った。
アート・アーカイブ探求
熊谷守一《白猫》──抽象画に見える「池田良平」
展示の現場
最適な照明、光をつくり出す:岡安泉
[2009年01月15日号(白坂由里)]
鑑賞を快適にし、作品や空間を引き立たせ、なおかつ作品保存を考慮に入れなければならない展示照明。現代美術の企画展では、空間全体を作品として見せる傾向が高まり、アーティストが光をどう考えるかも大切になっている。施工業者、照明技術者、作家自身の手で行なう場合が多いが、近年では、照明デザイナーがサポートするケースも出て来た。美術館やギャラリーの考え方、予算規模、作品の性質などにより、踏み込み方がかなり異なる領域でもある。