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2009年07月15日号のバックナンバー

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やなぎみわインタビュー:ヴェネツィアから帰国して

[2009年07月15日号(暮沢剛巳)]

 「50年後の自分」をイメージした老婆の姿を擬態したり、寓話をモチーフとした不思議な世界を現出させたり、写真によってさまざまな女性のイメージを生み出す作品で知られるやなぎみわは、現在日本でもっとも注目されているアーティストのひとりである。その名声はすでに国際的なものといっていいが、そんな彼女にとっても今年は、代表作のひとつである「マイ・グランドマザーズ」のシリーズが春から夏にかけて東京と大阪を巡回し、また6月にはヴェネツィア・ビエンナーレに日本館代表作家として参加するなど、いつになく多忙な年であるようだ。現在大阪で開催中の個展はどのような意図のもとに構想されたのか、また南嶌宏コミッショナーとのコンビで臨んだ今回のビエンナーレへの思いは……。ヴェネチアから帰国して、休むまもなく次の仕事にとりかかるやなぎのアトリエを訪れてホットな話を聞いた。

キュレーターズノート

アトミック・サンシャインの中へin沖縄 イトー・ターリ「ひとつの応答」/花・風景

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[2009年07月15日号(坂本顕子)]

 5月、梅雨入り前の沖縄に行った。この連載において、九州のアートシーンを紹介するという目標を定めて以来、一度は取り上げておきたかったからだ。思い立ったその足で、職場の前の格安チケット店に駆け込み、熊本から飛行機で片道1時間半、正味滞在24時間の沖縄ツアーに旅立った。

デジタルアーカイブスタディ

東京大学 研谷紀夫氏に聞く:『デジタルアーカイブにおける「資料基盤」統合化モデルの研究』出版について

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[2009年07月15日号(影山幸一)]

東京大学大学院情報学環の特任助教の研谷紀夫氏(以下、研谷氏)が、2009年2月に『デジタルアーカイブにおける「資料基盤」統合化モデルの研究』(以下、『DA研究』)を勉誠出版から出版されました。今までデジタルアーカイブを博士論文のタイトルにしているのは、国立国会図書館の博士論文から検索したところでは卞彰秀(ビョン・チャンス, 京都市立芸術大学, 2003)*1と権修珍(ゴン・スウジン, 立命館大学, 2005)*2、と研谷氏の3人でした。研谷氏が2007年に同大学院学際情報学で発表した博士論文が、初めて書籍化されたのですが、デジタルアーカイブという言葉が日本に生まれて約15年が経過し、デジタルアーカイブ推進協議会が閉じて3年、文化資源情報を未来につなげるデジタルアーカイブにとって、次の時代への礎となる一冊となっています。この本に込めた研谷氏の思いや展望を伺いました。(2009年6月30日 東京大学大学院情報学環にてインタビュー)

アート・アーカイブ探求

狩野永徳《上杉本洛中洛外図屏風》 金雲に輝く名画の謎を読む──「黒田日出男」

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[2009年07月15日号(影山幸一)]

〈歴史〉の未来

第1回:作品それ自体がデータベースであり、ネットワークであり、コミュニケーションでもあるような

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[2009年07月15日号(濱野智史)]

 今回、『artscape』で全6回の連載を担当することになった。編集部からのオーダーは、近年のウェブサービスの最新動向のなかから、特にデジタル・アーカイブ(データベース)という点で着目すべき事象を取り上げ、考察するというものである。

artscapeレビュー

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