2022年12月01日号
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2010年06月15日号のバックナンバー

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フォーカス

天命反転の建築──追悼荒川修作

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[2010年06月15日号(河本英夫)]

 「私は、死なないことに決めた」と言い続けた荒川修作さんが亡くなった。断片的な連絡では、急激な病変だったようである。5月19 日未明に入った泣き声まじりの本間さんからの留守電には、せめてもの救いは、「荒川さんが長く苦しまなくてすんだことだ」とあった。

キュレーターズノート

京芸Transmit Program#1 「きょう・せい」/レゾナンス 共鳴──人と響き合うアート
会田誠《滝の絵》公開制作

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[2010年06月15日号(中井康之)]

 今春の関西の美術界で社会的にも話題となったのは、コンテンポラリー・アートによるアート・フェアが京都のホテルを会場として開催されたことであろうか。じつは諸般の事情で、私自身は伺うことができなかったのであるが、近年、東京や大阪でも同様の試みが為されていたように、少し既視感のともなうイベントのように感じる。見ていないものに関して意見を述べる愚は避けるべきであろうが、その既視感の理由はそれだけではない。京都のザ・パレスサイドホテルを舞台に開催されてきた“Art in transit”を思い出したからである。ところで、京都でのアート・フェアであるが、ホテルだけにとどまらず「超京都」という名で文化財級の町屋でも開催された。こちらへは足を伸ばすことができたのだが、やはりある既視感に襲われた。それは、少し敷居の高い古門前の古美術商を徘徊し陶器などを眺めていた経験からきたものだったろう。ようするに、鳴り物入りで始まったアート・フェアではあったが、すでにこの古都では経験されてきたことであったと考えてもいいだろう。もちろん、東京のギャラリーも参加してこのようなフェアが開催されたのは、およそ一年半程前から京都の画廊地図が変わってきていたことが、良い意味である結果を生み出したようにも感じている。

広島現代芸術プロジェクト2010 ひろしまみなみのアート展/HEAVEN 都築響一と巡る社会の窓からみたニッポンほか

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[2010年06月15日号(角奈緒子)]

 「忙しい」という口癖を、あらゆることへの口実とするような情けない生活を送りたくないと思いながらも、実際つねにそんな生活で、なにやら慌ただしい毎日を過ごしている。あまり遠出する機会ももてず、そういうわけで今回のレポートは地元広島から2件、お送りしたい。

アート・アーカイブ探求

菱田春草《落葉》──ゼロの空間「勅使河原 純」

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[2010年06月15日号(影山幸一)]

ボーン・デジタルの情報学

第6回:学術情報のアーキテクチャ、ボーン・デジタルの本質

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[2010年06月15日号(大向一輝)]

 本連載では、紙を通じた情報流通からボーン・デジタルに移行し、その問題点や課題を含めていち早く体験している学術情報の世界について紹介してきた。最終回となる今回は、いまだ変化し続ける学術情報分野の現状と未来、そこから見えてくるボーン・デジタルの本質について述べていきたい。

artscapeレビュー

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