2022年08月01日号
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2018年09月01日号のバックナンバー

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フォーカス

【タイ】写真の呪物性と多元化する表現──PHOTO BANGKOKとタイの写真史から

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[2018年09月01日号(小高美穂)]

これまで写真表現の中心は長らく欧米諸国がリードしてきた。しかし近年、アフリカや中東、南米、そしてアジアの写真家たちの活躍が目立ってきている。現在、タイのバンコクで写真フェスティバル「PHOTO BANGKOK(フィト・バンコク)」が開催中だ。タイにおいて、写真はいかに浸透し、現在どのような表現がみられるのか。写真史における日本との接点や共通点を辿りながらレポートする。

キュレーターズノート

ハンブルガー・バーンホフ「ハロー・ワールド コレクションの改編(Hello World. Revising a collection)」

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[2018年09月01日号(能勢陽子)]

8月から9月半ばにかけて、文化庁の短期在外研修でアムステルダムとベルリンに滞在している。ベルリンではこの時期、第10回ベルリン・ビエンナーレ「We don’t need another hero」を開催していたが、それより幅広い時代と地域を包含して面白かったのが、ベルリンにある国立美術館のコレクションを再編成した「ハロー・ワールド」展である。ベルリン中の国立美術館の収蔵品200点に加えて、ベルリンの市立美術館や民族博物館などから150点、さらに日本の美術館数館を含めた国内外から美術品・雑誌・資料400点を借用している。

風土から生まれる人の交流──水と土の芸術祭2018

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[2018年09月01日号(伊藤匡)]

新潟市で「水と土の芸術祭」が開催されている。信濃川と阿賀野川の河口にある新潟は、川が運ぶ土砂で堆積した低湿地帯で、この土地は人々が営々と水と闘い土に換えてきた成果でもある。新潟のアイデンティティともいえる「水と土」を冠するこの芸術祭は、2009年からトリエンナーレで実施され、今回が4回目となる。今回のテーマは「MEGA BRIDGE──つなぐ新潟、日本に世界に──」。これまで、土地の成り立ちや風土に関心が向けられていたが、今回はその土地に関わる人々の生活や交流にスポットが当てられた。

360°ビュー

BENTO おべんとう展──食べる・集う・つながるデザイン

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[2018年09月01日号(熊谷香寿美)]

日本で独自の発達を遂げたお弁当は、ウチとソトを分ける精神性の中で、安全な食事をシェアすることからはじまり、共同体をつなぐソーシャルツールとなり、やがて一人用の特別な食の贈り物へと発展してきた。弁当箱という限られた空間へ、日々食べ手の好き嫌いや状況に応じ高密度に具材を詰め、眼を楽しませながら胃袋へと消えていく存在。いわゆる「キャラ弁」のような派生も、そうした背景があってこそ生まれたのだろう。
そんなお弁当をコミュニケーション・デザインの視点から捉え直した展覧会が、現在、東京上野の東京都美術館で開催中である。同美術館の学芸員・熊谷香寿美氏に今回の展覧会についてお話を伺った。(artscape編集部)

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