2021年01月15日号
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2020年12月01日号のバックナンバー

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フォーカス

【NY】2020年のアートシーンをふりかえる

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[2020年12月01日号(梁瀬薫)]

こんな年がくるなんて。
アメリカの2020年といえば新型コロナウィルス、Black Lives Matter(BLM)、異例のアメリカ大統領選に尽きるだろう。
米ジョンズ・ホプキンズ大学の集計ではアメリカの新型コロナウィルス感染者は11月に入り、一日15万人以上と記録が更新された。死者は26万5千人を超えた(11月29日現在)。コロナ禍ロックダウン2カ月を過ぎた5月には、ミネアポリスで起こった「ジョージ・フロイド事件」を受け、抗議運動デモが全米に広がっていった。そして11月の大統領選は大激戦の末に、民主党バイデンが勝利宣言。

キュレーターズノート

美術館で感じる開放感──芦屋市立美術博物館「美術と音楽の9日間 rooms」

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[2020年12月01日号(中井康之)]

「新しい生活様式」という厚生労働省が公表した行動指針に対して、夏を過ぎた頃から新しさを感じなくなった。その意識の変化は、美術館・博物館へ足を運ぶために訪れる予定の1ヶ月ほど前からホームページを確認して日時を予約するといった、これまで考えることもなかった作業が早くも身体化している、ということを表わしているかもしれない。そのような緊張感に包まれた「新しい」鑑賞スタイルから解き放たれて、天気がいいから気分が良くなるような展覧会にふらりと訪れたい、といった「旧来の」気分的な鑑賞スタイルへの渇望に対して、まるでこの状況を予期していたかのような展覧会(イヴェント?)が芦屋市立美術博物館で開催されていた。「美術と音楽の9日間 rooms」である。

港まちと再会する音楽と映像──アッセンブリッジ・ナゴヤ2020

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[2020年12月01日号(吉田有里)]

今年で節目となる5年目を迎えるアッセンブリッジ・ナゴヤ。新型コロナウイルスの影響を受け、開催が危ぶまれつつも、感染予防対策と従来のプログラムを一部変更し、結果としてこの状況下ならでは発表の手法や表現が生まれることとなった。
アッセンブリッジ・ナゴヤは、現代美術展のほか、クラシックを中心とした音楽部門、ポップ・ミュージックやパフォーマンスを主軸にしたサウンド・ブリッジ部門の三つの分野によって構成されている。同じ場所、時間を共有する音楽やパフォーマンスでは、密を避けるための工夫が必須となった。
クラシック音楽のプログラムでは、コンサート会場での人数制限や完全予約システム、オンライン配信などを取り入れつつ、観客に生の演奏を届けるさまざまな工夫によって公演を実施した。今回は、サウンドブリッジ部門のプログラムを中心に紹介する。

デジタルアーカイブスタディ

ジャパンサーチ正式版公開!──美術のデジタルアーカイブの利活用に向けて

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[2020年12月01日号(徳原直子)]

2020年8月25日に正式公開されたジャパンサーチは、我が国のさまざまなデジタルアーカイブと連携し、多様なコンテンツを統合的に検索できる「国の分野横断型統合ポータル」である。内閣府知的財産戦略推進事務局が庶務を務める「デジタルアーカイブジャパン推進委員会・実務者検討委員会」の方針のもと、さまざまな機関の協力により、国立国会図書館がシステムを開発・運用している。2020年10月末現在、25連携(つなぎ役)機関を通じて114データベース2100万件以上のメタデータ★1を検索できる。
本稿では、2019年2月に試験版を公開し、このたび正式版公開という節目を迎えたジャパンサーチについて、「柔軟な連携の仕組み」「二次利用条件の整備」「利活用のプラットフォーム」という三つの特徴を柱に、構築の背景や今後の方向性も含めてご紹介する。なお、本稿に含まれる意見等は筆者個人の見解であることをあらかじめお断りしておく。

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