ヤバイ! 「アーキグラム」と「アーキラボ」が巷では混濁している。水戸で開催しているのは「アーキグラム」イギリスの建築家集団の展覧会だ。一方の「アーキラボ」は東京・六本木の森美術館で開催中のフランスの建築アーカイブから大量に建築模型を持ち込んだ展覧会だ。それに日本の建築動向を加える形で網羅されている。そのいみでは、「アーキグラム」と比較対象される日本での動向「メタボリズム」が何であったのか具に見ることができる。つまり、この二つの展覧会は補間しあう関係にあると言って良いのだ。だから両方行くべきなのだ。「アーキグラム」の仕事も紹介されているからといって、間違っても六本木を訪ねただけで良しとしてはいけない。と、強い口調になるほどに水戸に来て欲しい。
アーキラボ展のサブタイトルが「建築・都市・アートの新たな実験1950−2005」。展覧会会期は「アーキラボ」が3月13日まで。
アーキグラム展の正式タイトルは「アーキグラムの実験建築1961−1974」。水戸の「アーキグラム」は3月27日まで。
*うーん。列記していて、勘違いされてもムリないかなと弱気に思ったりするけど、
水戸の「アーキグラム」展をどうぞよろしく。とても良い展示になっているんだから。
ギャラリー入り口。階段をのぼってくると彼らが迎えてくれる。
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アーキラボもアーキグラムも from [ダイアリー]E-Mailの側面
トラックバック時刻: 2005年01月29日 18:15