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MORI channel|水戸芸術館現代美術センター学芸員・森司によるブログ。学芸員の日常や最新のアートニュースを伝えます。
2005.10.10

テレビ鑑賞

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「つくばのマンガ家展」(10月3日から10月14日)筑波大学アートギャラリーT+[ティータス]にて。入場無料。


今年、筑波大学から夏の学芸員実習に来ていた学生が、筑波大を卒業したマンガ家の展覧会を企画したとDMをくれたので学祭中の筑波大学に出かけてきた。企画した学生は、高浜?は人気で遠来からも人が来て頂いて、学園開催中と併せての開催ではあるけど、すでに2000超え人の入場者るという。「おじゃる丸」の作者、犬丸りんも筑波大芸術専門学群の卒業生であった。


ここに行く前に茨城県つくば美術館での「十河雅典の世界展」(11月6日まで)を見る。1995年に水戸芸に出していただいた作品「青空」と「絵空事」(今見ても新鮮さを失っていない。イイ作品だったなと再確認する)と感動の再会。


で、テレビ鑑賞。この1週間はテレビ鑑賞が続いている。ブラジル移民をした家族の姉妹の生き別れと再開を5夜連続放送したNHKドラマ「ハルとナツ」を見て、「24(トゥエンティ・フォー)シリーズ3」の深夜の放送を数日に渡り寝れば良いものを起きて見ていた(一番遅かった時は4時だった)。
そして今日は、なんと「太宰治物語・人を喜ばせることこそ至福!天才作家の知られざる明るい素顔と妻だけが知る真実…夫は"人間失格"だったのか?」(あー、なんて長いタイトルなんだろう。)を見る。普段ならたぶん見なかったと思うけど、親しくしていただいている弘前劇場の長谷川孝治氏が、県民参加型演劇として6から7時間の芝居となる「津軽」の本を太宰をベースに書き下ろしている最中で、12月のどこか(といっても3/4/10/11の4公演)のタイミングで観劇(=野次馬的応援)に行かねばと思っていた矢先のこと故だと思う。かなり真面目にテレビ鑑賞をし終えてのブログ書き中。さて、長谷川さんの本はどのように書き上がるだろう、と結構かなり本気で楽しみにしている。

Posted by 森司 at 02:00 | 訪問記

ご紹介ありがとうございます。
T+スタッフ代表で、実習でお世話になりました森です。
来てくださってとても嬉しかったです。
これまでの地味な活動が実を結び、この企画で多くの方にギャラリーの存在を知っていただくことができました。
これからも意欲的に活動していきますので見守っていただければ幸いです。

本日10/13は15時からトークセッション「筑波マンガ概論」を開催します。

Posted by 実習生・森 at 2005年10月12日 11:39

正しくは「つくばマンガ概論」でした。

Posted by 実習生・森 at 2005年10月12日 11:43











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