青い空一面に白い雲が広がる。僕は、青さと白さ共に好きなんだと思う。と同時に日の光も好きなんだと思う。光の美しい街に住みたいと思う。アムステルダムじゃないけど水は必要。いつ訪ねても光の美しさに魅了されるのが青森。それと夏の直島。もちろん盛夏の沖縄は言うまでもない。
本日は、電気系統の点検日で芸術館は終日停電。自宅でミュージアム・マガジン・ドームの「おもしろカタログ、ガイドブック、広報ツール特集」のための原稿を書く。お題は、「日比野克彦の一人万博」の段ボールとボール紙アイテムについて。書き上げてメールして出かける。帰宅してメールチェックするなかに編集長の山本育夫氏から受け取りのメールあり。
そんなわけで、久しぶりに日比野さんの段ボール製の箱ポスターにつてい思いを巡らせた後、東京に向かい、まずは表参道のスパイラルで開催中の「take art collection 2005 美術百貨店」(10月28日から31日)を訪ねる。さすがに手頃な価格で「お、これは欲しい!」と思うような作品は、大旨予約済みで出遅れ感たっぷり。と、その時、見覚えのある段ボール箱。そうなんです。まさにあの箱ポスターに、日比野さんが新たに筆を入れてスペシャル・バージョンとして出品していた。さすがです。
個人的には1点持っている赤崎みまの作品にも惹かれちゃいます。やっぱりいい。是非!
スパイラルを出て、本日の目的地、東京青山小原流会館に向かう。今回で最終回となる「第20回平行芸術展—崩落の記譜法」展が今日から11月5日まで開催され、そのオープニングがあったからだ。出品作家は遠藤利克、黒須信雄、染谷有里可、戸谷成雄、山下香里、横尾忠則。企画はもちろん峯村敏明。2次会まで参加し、終電+タクシーで戻る。2次会では、カラオケ大会のようにマイクがリレーされて皆大いに語る。24年間延べ20回の開催をお祝いするなんとも和気藹々とした会でした。
家には、明後日新聞2005年10月12日号が届いていた。(あれ、気がついちゃったけど、亀ロゴ内は2004年9月号。???)。そう言えばリトルモアの孫さんからの着信が残っていた。(コールバック忘れてた。軽くヤバイ。連絡しなきゃ!)今日1日が、なんとく日比野の日でもあったことを消灯前の今になって気づかされる。
それと明日こそは、カバンにいれて投函し忘れて持ち歩いてしまっている封書もださないと。