霧島アートの森でのオノ・ヨーコ作品の見分を閉館時間の5時に終える。
鹿児島空港に戻る道すがらにある南州館にある3湯のなかのひとつ「竹の湯」のドロ湯を体験。脱衣所の脇は湯船。その無造作なまでの構いのなさに、はじめにお湯ありき、それも豊富なお湯あるきなんだろうなと思わせる。華美でも質素でもなく実利的。
湯船の底には確かに泥。お湯も本当にバチャバチャしちゃうと濁った泥水になる。
しっかり温まり上がった頃に、山仕事を終えた軽トラのお父さん(ま、おじいちゃんたち)が銭湯状態で出かけてくる。一湯200円はお値打ち。
僕にとっては「アートと温泉」のゴールデンコンビの南の横綱。ほかほかした躰で一路空港に向かい、最終便に乗り夢見の人となる。