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麻生三郎展 三軒茶屋の頃、そしてベン・シャーン
2023年06月01日号
現代の人間像を鋭く見つめ、戦後美術に確かな足跡を印した画家・麻生三郎(1913-2000)。…
戦争末期の空襲で豊島区長崎のアトリエを失った麻生は、1948年、世田谷区三軒茶屋にアトリエを構えました。この再出発の地から《ひとり》(1951年)や1950年代半ばにくり返し描いた《赤い空》の連作など、戦後復興期の代表作が生まれました。
1960年代には、安保闘争やベトナム戦争といった社会問題に麻生は作品を描くことで向き合い、個の尊厳をきびしく問います。一方、虫や小鳥など、身近なものにも澄んだまなざしを向けました。しかし、首都高速道路や地下鉄の建設工事で制作環境が悪化し、1972年、麻生は川崎市多摩区生田へと転居しました。
本展では、麻生が三軒茶屋時代に描いた油彩、素描あわせて約110点をはじめ、野間宏、椎名麟三など文学者たちとの交流を示す挿絵や装丁の仕事も集め、時代と対峙した、その創作の軌跡をたどります。[美術館サイトより]
世田谷美術館
地域 | 東京都 |
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会場 | 世田谷美術館 東京都世田谷区砧公園1-2 |
会期 | 2023年4月22日(土)~6月18日(日) |
入場料 | 一般=1,200円 高大生=800円 小中生=500円 65歳以上=1,000円 *未就学児無料 *障害者の方は500円。ただし小中高大生の障害者の方は無料。介助者(当該障害者1名につき1名)は無料 |
休館日 | 月曜日 |
開館時間 | 10:00~18:00(入場は閉館の30分前まで) |
問い合わせ先 | TEL:03-3415-6011 |
主催 | 世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団) |
公式サイト | https://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/special/detail.php?id=sp00213 |