「ユーモア」とは、「上品な洒落やおかしみ」「諧謔」のこと。本展では、所蔵作品を中心にユーモアあふれる作品をご紹介します。とはいえ、単に作品の見た目の面白おかしさに着目する訳ではありません。この展覧会では、既成概念を飛び越えようとする試みや社会問題に対する批判的な視点、一人の作家の深い思考など、“不真面目”な見た目の皮をかぶった作品に潜む“大真面目”な一面を見ようとします。
見た目の面白さに終始するのではなく、その奥にある「どきっ」とする部分に触れていただけたらと思います。これらの作品は、「当たり前」に揺さぶりをかけ、想像の枠を押し広げてくれるはずです。[公式サイトより]