この度、ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)では、1999年生まれの若きアートディレクター、八木幣二郎氏の個展「NOHIN: The Innovative Printing Company 新しい印刷技術で超色域社会を支えるノーヒンです」を開催する運びとなりました。
デジタル・ネイティブと称される世代の、さらに後続世代である八木幣二郎氏は、3DCG用ソフトウェアZBrushを駆使し、三次元(空間)を二次元(平面)に畳み込むような質感を追い求め、イメージする視覚表現を実現するための印刷技術への探求心と相まって、唯一無二のデザイン様式を創り上げてきました。
2会場で構成する本展の1階では、SF的な設定に基づく架空の印刷会社「NOHIN社」のCI(コーポレート・アイデンティティ)を、”並行世界”の価値観とルールに基づいて、様々なアイテムや資料に展開。地階では、八木氏が尊敬してやまない、日本のグラフィックデザイン史を彩る巨星デザイナー10名の傑作ポスター約20点とともに、3DCGが存在する“並行世界”のオルタナティブな可能性として、それぞれのポスターを再解釈した八木幣二郎による新作を発表いたします。[公式サイトより]