神仏が住む山として信仰されてきた富士山は、古来から続く5つの登山道があり、数多くの人々が山頂を目指してきました。その中で、現在も麓から登ることができる唯一の登山道が世界文化遺産富士山の構成資産である吉田口登山道です。本登山道は、800年以上もの歴史があり、少なくとも江戸時代以降は最も多くの登山者を迎え入れてきました。現在、富士吉田市は令和6年度に策定した登山道保存活用の活動計画に基づき、学術調査・整備活用を進めています。
 本展では期間を2期に分け、前期に麓から五合目、後期に六合目から山頂について、各合目の山小屋・祠堂などに伝わる古文書・奉納品や絵図・写真・旅行記などを展示し紹介します。