江戸時代の三重県が輩出した個性的な画家3名をご紹介!
 ひときわ強烈な個性を放つ奇想の絵師・曾我蕭白(そが・しょうはく、1730-1781)、貧民救済のために絵筆をとった画僧・月僊(げっせん、1741-1809)、芸術と友情をこよなく重んじたお殿様・増山雪斎(ましやま・せっさい、1754-1819)。絵を描く立場も画風も三者三様。共通するのは、三重県の地で絵画を制作したこと、そして強い信念。彼らは世間から常識外れといわれようとも、独自の道を突き進みました。
 本展では、当館の所蔵する蕭白と月僊の作品に、国内随一の雪斎コレクションを交え、三重県の江戸絵画の多彩な群像を紹介します。