2024年12月26日掲載
企画展示「時代を映す錦絵-浮世絵師が描いた幕末・明治-」
国立歴史民俗博物館
- 会期
- 2025年03月25日~2025年05月06日
カルーセル
このメディアとしての性格は江戸時代末期に急速に強まっていきます。とくに天保の改革を機に風刺画のジャンルが成立してからは、世相を題材とした錦絵の中には、役者絵や美人画など既成のジャンルをしのぐヒット作も出てきます。
本展では、江戸時代末期から明治初期にかけての、戊辰戦争(ぼしんせんそう)などの戦争や動乱、大地震、疫病の流行、多くの人々を集めた寺社の開帳や見世物、あるいは人々を熱狂させた流行現象など、激動する時代の諸相を描いた錦絵を、その歴史資料的側面に光を当てて展示します。
江戸時代中・後期に行われた出版統制令は、幕府や大名家に関する話題や政治的出来事を主題にしたものを出版することを禁じていたので、規制をかいくぐるための表現も多彩に発展します。世相を題材とした錦絵を時代順や画題ごとに展示するだけでなく、既存の画題を隠れ蓑としながら、いかに人々に情報を伝えたのかについても紹介します。
- 展覧会名
- 企画展示「時代を映す錦絵-浮世絵師が描いた幕末・明治-」
- 分類
- 企画展
- 会場
- 国立歴史民俗博物館
- 会期
- 2025年03月25日~2025年05月06日 Googleカレンダーに登録
- 開館時間
- 9:30 ~ 17:00(入館は16:30まで)
- 休館日
- 月曜日(月曜日が休日にあたる場合は開館し、翌平日休館)
- 観覧料
- 一般1000円(800円)/大学生500円(400円)
※( )は20名以上の団体料金です。
※総合展示も合わせてご覧になれます。
※高校生以下は入館無料です。
※高校生及び大学生の方は、学生証等を提示してください。
(専門学校生など高校生及び大学生に相当する生徒、学生も同様です)
※障がい者手帳等保持者は手帳等提示により、介助者と共に入館が無料です。 - 住所
-
285-8502 千葉県佐倉市城内町117
- アクセス
- 【電車の場合】
・京成電鉄「京成佐倉駅」から徒歩約15分 または バス約5分
・JR東日本「佐倉駅」からバス約15分
【車の場合】
・東関東自動車道 四街道ICまたは佐倉ICより約15分、国道296号沿い(無料駐車場完備) - 公式サイト
- https://www.rekihaku.ac.jp
- お問合せ先
- ハローダイヤル:050-5541-8600