豊島区立 熊谷守一美術館(豊島区千早2丁目27-6)にて、豊島区立 熊谷守一美術館 特別企画展「めぐる いのち 熊谷守一美術館40周年展」を2025年4月15日(火)から6月29日(日)まで開催いたします。
 開館40年にあたる025年、守一が家族と共に過ごした場所である豊島区立 熊谷守一美術館で、大原美術館「陽の死んだ日」(当館初出品)、岐阜県美術館「ヤキバノカエリ」など、守一が描いた家族の肖像作品が一堂に会します。

 画家・熊谷守一が亡くなるまで45年間暮らした家(アトリエと庭)の跡地に建つ熊谷守一美術館は、2025年で開館から40年を迎えます。
 節目となる2025年の特別企画展では、「めぐる いのち」と題して守一が描いた家族の肖像をご紹介し、わずか4歳で亡くなった我が子を描いた大原美術館の名品「陽の死んだ日」を当館で初めて展示します。また、娘の弔いから帰る残された家族の姿を描いた「ヤキバノカエリ」、画業初期に描いた父母の肖像、さらには、のちに妻となる女性を描いた「某婦人像」や、孫を抱く娘を描いた「母子像」を展示します。守一が家族と共に過ごした場所で、守一が見つめたいのちの輝きと、めぐるいのちの物語を御覧いただきたいと思います。


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【トークイベント「愛からうまれた作品」】
・お 話:福井淳子氏(熊谷守一研究者)
・日 時:5月24日(土)18:00〜18:50
・会 場:豊島区立 熊谷守一美術館第3展示室
・料 金:無料(特別企画展の観覧チケットが必要です。)
・申 込:予約制先着順 ※4月15日より下記フォームより予約開始 
https://reserva.be/1985