西巻茅子(1939-)は、のびのびとした線と色で、子どもたちに心をこめて絵本を描き、その作品は多くの子どもの読者たちに支持され、読み継がれています。
本展では、西巻の最初の絵本『ボタンのくに』(1967年・こぐま社)を新たに収蔵したことを記念し、全場面を初公開します。また、ベストセラーとなった3作目の絵本『わたしのワンピース』(1969年・こぐま社)を展示し、50年以上経ってもなお、新鮮さを持ちつづける、西巻茅子の絵本づくりの魅力に迫ります。