2025年05月24日掲載
ニッポン制服クロニクル ー昭和100年! 着こなしの変遷と、これからの学生服ー
弥生美術館
- 会期
- 2025年06月07日~2025年09月14日
カルーセル
学生の心理は複雑です。自己主張をしたがる一方で、周囲と同じでありたいとの気持ちも強く、仲間意識にも敏感です。こうしたデリケートな胸の内は制服の〈着こなし方〉に現れます。スカート丈やズボン幅やタイの結び方など、わずかな違いでありますが、そこにはたくさんの情報が込められているのです。
1970~80年代には〈ツッパリ&スケバン〉、1990年代には〈ガングロ&ルーズソックス〉など、極端な着こなしも登場しましたが、根底には青春を生きる若者たちの繊細な心理がありました。
また、学生服は〈社会の変化をうつす鏡〉でもあります。現代は多様性を認める世の中を志向していますが、それに応じて制服もアップデートし、現在は〈令和のモデルチェンジブーム〉の真最中です。
「昭和100年」の今、学生服について考えてみませんか。
実物資料も多数展示。気鋭のアーティストによる絵画作品もご紹介します。
【参加アーティスト】
げみ 江津匡士 近藤智美 T.C.R.横浜銀蝿R.S. 7限目のフルール
なめ猫 マツオヒロミ めばち 森伸之 森口裕二 wataboku
【監修】森伸之(イラストレーター・制服研究者)
【特別協力】菅公学生服株式会社
- 展覧会名
- ニッポン制服クロニクル ー昭和100年! 着こなしの変遷と、これからの学生服ー
- 分類
- 企画展
- 会場
- 弥生美術館
- 会期
- 2025年06月07日~2025年09月14日 Googleカレンダーに登録
- 休館日
- 月曜日〔ただし7月21日(月祝)、8月11日(月祝)開館、7月22日(火)、8月12日(火)休館〕
- 観覧料
- 一般1200円/大・高生1000円/中・小生500円
*竹久夢二美術館と併せてご覧いただけます
※ 当館でのお支払いは、現金のみとなります ※ - 住所
-
113-0032 東京都文京区弥生2-4-3
- 公式サイト
- https://www.yayoi-yumeji-museum.jp/
- 公式SNS
- お問合せ先
- TEL 03-3812-0012