中村正義(1924-1977)は、戦後日本画壇において特異な存在として多彩で精力的な活動を展開しました。本展では正義の代表作を中心に構成するほか、関連作家の作品もあわせて紹介し、映画や舞台美術、住宅デザインや写楽研究などの多様な活動にも焦点をあて、およそ120点の作品で画業を辿り、あらためて正義の実像に迫ります。