2025年03月14日掲載
特別展「本を捧ぐ―鴎外と献呈本」
文京区立森鴎外記念館
- 会期
- 2025年04月12日~2025年06月29日
カルーセル
蔵書には自ら買い求めた本以外に、鴎外に贈られた本—いわゆる献呈本も含まれています。北原白秋、木下杢太郎、石川啄木など若い文学者はそれぞれの著書に鴎外への敬慕をうかがわせる献辞を記し、評論家・内田魯庵や美術史家・大村西崖は鴎外が関心のある分野の本を贈りました。そうした現存する本には、鴎外が読み大切に保管した痕跡が認められます。一方鴎外も、夏目漱石や与謝野寛・晶子など信頼のおける文学者に自著を贈り、家族にも本をプレゼントしました。本の贈答は鴎外の若い頃から見られますが、活躍の場と人脈が広がると共に、その数も増えていったようです。
本展では、東京大学総合図書館の鴎外旧蔵書コレクション「鴎外文庫」を中心に鴎外に贈られた本を、そして鴎外日記や書簡をたよりに鴎外が贈った本を展覧します。蔵書を「最も大切にした」(森於菟『砂に書かれた記録』)という鴎外の、〈本〉をとおしてうかがえる幅広い人物交流の様をご覧ください。
- 展覧会名
- 特別展「本を捧ぐ―鴎外と献呈本」
- 分類
- 企画展
- 会場
- 文京区立森鴎外記念館
- 会期
- 2025年04月12日~2025年06月29日 Googleカレンダーに登録
- 開館時間
- 10:00~18:00(最終入館は17:30)
- 休館日
- 4月22日(火)、5月26日(月)・27日(火)、6月23日(月)・24日(火)
- 観覧料
- 一般600円(20名以上の団体:480円)
・中学生以下無料
・障害者手帳ご提示の方と介護者1名まで無料
・各種割引がございます。詳細は当館HPをご覧ください。
- 住所
-
113-0022 東京都文京区千駄木1-23-4
- 公式サイト
- https://moriogai-kinenkan.jp/
- 公式SNS