伊藤高志(1956-)は九州芸術工科大学学生時代の1981年に発表した『SPACY』で鮮烈なデビューを果たした日本を代表する実験映像作家です。コマ撮りや長時間露光を用いた独特なイメージやモーションは、どのようにして「発明」されたのでしょうか。伊藤高志がこれまで試みてきた斬新かつ実験的な表現を、実物の撮影装置や絵コンテや、スチール写真などの資料と実際の映像作品とともに提示します。
あわせて、会期中には初期作から最新作までの作品をピックアップした上映会を開催します。伊藤高志が創造する「動きの芸術」の世界を存分にお楽しみください。[美術館サイトより]