2025年05月23日掲載
海をゆく建築 -村野藤吾と本野精吾の船室デザイン
京都工芸繊維大学 美術工芸資料館
- 会期
- 2025年06月02日~2025年07月12日
カルーセル
ル・コルビュジエが船について記した同じ頃、1920~30年代の日本において、船は国力を示す存在と考えられていました。とりわけ海外と日本を結ぶ豪華客船の船室デザインには、中村順平(1877-1977)や村野藤吾(1891-1984)をはじめとする国内の著名な建築家が関わりました。また、京都工芸繊維大学の前身校のひとつである京都高等工芸学校の図案科教授をつとめた本野精吾(1882-1944)も、国内を就航するいくつかの客船の船内装飾を設計しました。海上を進む建造物ともいえる船の室内は、地上の建築と同様に、またそれ以上に華やかに、きらびやかにデザインされたのです。
本展では、京都工芸繊維大学美術工芸資料館が収蔵する建築資料の中から、村野藤吾と本野精吾が関わった「船」にまつわる資料をご紹介します。設計図面やスケッチから、当時の客船の船室にほどこされた豪華な装飾とデザインをお楽しみください。
- 展覧会名
- 海をゆく建築 -村野藤吾と本野精吾の船室デザイン
- 分類
- 企画展
- 会場
- 京都工芸繊維大学 美術工芸資料館
- 会期
- 2025年06月02日~2025年07月12日 Googleカレンダーに登録
- 休館日
- 日曜日・祝日
- 観覧料
- 一般200円、大学生150円、高校生以下無料
*大学コンソーシアム京都に加盟する大学の学生・院生は学生証の提示により無料
*身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳または被爆者健康手帳をお持ちの方及び付添の方1名は無料(入館の際は、手帳の提示をお願いします) - 住所
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606-8585 京都府京都市左京区松ヶ崎橋上町
- 公式サイト
- https://www.museum.kit.ac.jp