本展は、国内外で活躍する写真家の石川直樹(1977~)がイタリアのシチリア島エトナ山やエオリエ諸島(またはエオリア諸島)の火山島など、地中海における火山とその周辺環境を写したシリーズを紹介するものです。本展出品の作品群は、2024年にイタリアのオエル財団からの招致により撮影され、本邦初公開となります。
本シリーズで題材とされたエトナ山やエオリエ諸島の火山島は、世界的に稀有な活火山として、火山学の揺籃の地とも呼ばれ、学術的に重要な場所として世界遺産にも登録されています。日本は火山大国であり、苫小牧市も活火山である樽前山を有していますが、作品では日本の山々とは大きく異なる景色が映し出されています。それらは、観るものを手の届かない地球の深部へ、あるいは生命のはじまりへと誘うかのようです。本展を通じて、地球の営みに対する石川氏の感性が織りなす世界をご覧いただけたら幸いです。[公式サイトより]