人類最古の宝石、真珠やジェット、そして古くから愛されている琥珀や珊瑚は、
古代より護符として珍重されており、世界最古の百科事典 「プリニウスの博物誌」にも
医薬的効能と魔除けの力をもつ素材として取り上げられています。
宝飾品は「時代を映す鏡」といわれ その時代に生きた人々の価値観を今の私たちに伝えてくれます。
また、宝飾品が富と権力の象徴としての役割を秘めたものであるということがわかります。

今回の展覧会では「海からの贈りもの」ともいえる 真珠、珊瑚、琥珀、貝(シェル)らといった
私たちにとって最も身近な天然素材で作られた宝飾品をテーマにしています。
天然ならではの素材の美しさ、職人の手による精緻な細工、そしてデザインの豊かさなど、
魅力あふれる作品を通じて宝飾文化の素晴らしさに触れていただければと思います。