19世紀半ば以降の欧米では、万国博覧会が次々に開催されました。日本国内でも明治以降博覧会が立て続けに開催され、各地で醸造された日本酒も多数出品されていました。やがて万国博覧会にも日本酒を出展するようになりましたが、当初は欧米人に馴染ませんでした。それでも、1900年に開催された第五回パリ万博では、日本酒を販売する酒舗を設営するなど力を入れ、次第に世界で受け入れられるようになっていきます。今回の展示では、国内外の博覧会と日本酒の歴史についてご紹介します。
【酒資料室展示ミュージアムトーク】
7月19日(土)・10月5日(日)14時~14時30分 
予約不要・参加費無料(入館料要)