日本列島で米作りが始まった弥生時代。この時代に大陸から人が移住してきたこと、それが確かな証拠を伴って明らかにされたのは、1953年山口県土井ヶ浜遺跡と佐賀県三津永田遺跡で初めて弥生時代人骨が発見されたことから始まります。この発見以降、北部九州・山口地域における自然人類学研究は九州大学を中心に展開されています。
九州大学総合研究博物館が所蔵する古人骨資料群は日本列島の人々がどのような過程をたどってきたのかを示す重要な資料群です。本展示では、膨大な資料を核として九州大学で進められている自然人類学的研究を紹介します。

主催:九州大学総合研究博物館
協力:比較社会文化研究院 基層構造講座、糸島市、
   学術変革領域研究(A)本州・四国・九州域における先史人類および文化の形成



■講演会『弥生人骨ー「日本人の起源」探求のミッシングリンク』
予約不要。会場に直接お越しください。
【日 時】2024年10月26日(土)13:30~15:00(13時受付開始)
【会 場】九州大学伊都キャンパス センターゾーン 日本ジョナサン・KS・チョイ文化館
【講 師】中橋 孝博 九州大学名誉教授

※できるだけ公共交通機関をご利用ください。