2025年06月26日掲載
幕末土佐の天才絵師 絵金
サントリー美術館
- 会期
- 2025年09月10日~2025年11月03日
カルーセル
1966年に雑誌『太陽』で特集されたことを契機に、絵金は小説・舞台・映画の題材として取り上げられ、1970年前後には東京・大阪の百貨店で展覧会が開催されるなど一時ブームとなりました。高知県立美術館では1996年と2012年に回顧展が開かれていますが、芝居絵屏風の多くが神社や自治会などに分蔵されており、それらをまとめて観られる機会は滅多にありません。
近年、高知県香南市赤岡町に絵金蔵が開設され、香南市野市町には創造広場「アクトランド」(現・アクトミュージアム)の絵金派アートギャラリーがオープンするなど、絵金の画業を再評価し、作品を保存・研究・展示する環境が整ってきました。高知県外で半世紀ぶりとなる本展は、あべのハルカス美術館(2023年)、鳥取県立博物館(2024年)へ巡回し、いよいよ東京での開催です。
サントリー美術館は「生活の中の美」を基本理念としています。「夏祭りに夕立が来たら、屏風より先に提灯を片付けた」と語られるほど、絵金は生活に溶け込みつつ、高知の文化のなかで大切に受け継がれてきました。東京の美術館では初の大規模展となる本展を通じて、絵金の類稀なる個性と魅力をお楽しみください。
- 展覧会名
- 幕末土佐の天才絵師 絵金
- 分類
- 企画展
- 会場
- サントリー美術館
- 会期
- 2025年09月10日~2025年11月03日 Googleカレンダーに登録
- 開館時間
- 10:00~18:00(金曜日、11月1日(土)・2日(日)は10:00~20:00)※9月26日(金)・27日(土)は六本木アートナイトのため21:00まで開館 ※入館は閉館の30分前まで
- 休館日
- 火曜日
※9月23日、10月28日は18時まで開館 - 観覧料
- 一般 当日1,800円 前売1,600円
大学生 当日1,200円 前売1,000円
高校生 当日1,000円 前売800円
中学生以下無料 - 住所
-
107-8643 東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3F
- 公式サイト
- https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2025_4/index.html
- 公式SNS
- お問合せ先
- Tel. 03-3479-8600