平成3年(1991年)、島田市で町おこしイベントとして生まれた「紙わざ大賞」は、「アートでもない、クラフトでもない」の呼びかけから芸術に関心を持つ市民有志の情熱によって生み出されました。
 今回の展覧会では、「紙わざ大賞」の歴史を歴代の受賞作品を通じて振り返り、「紙」の可能性を探ります。特に、第27回以降の受賞作品は島田市で初展示されるため、この機会にぜひご覧ください。
 また島田市の製紙業の歴史や紙製品も紹介し、地域に根ざした「紙文化」をお伝えします。