人間とAIの生成は何が違うの?
パフォーマンスを通じてテクノロジーと人間の関係性の未来を考える

山口情報芸術センター[YCAM]では、ダンサーで振付家の捩子ぴじんによる新作パフォーマンス「せいせいのせんせい」を発表します。YCAMでは、2024年より子ども×テクノロジーをテーマとする、パフォーミング・アーツ作品の制作を通じた人材育成プロジェクト「劇場と学校の時間」に取り組んでいます。本公演はこのプロジェクトの成果の一つとして上演するもので、捩子ぴじんをはじめ、多分野で活躍するアーティストやクリエイターとともに制作した、子どもから大人まで楽しめる、パフォーミング・アーツ作品を公開します。

本公演は、テキスト・画像・音声・動画などの新しいコンテンツを自動的に生成する人工知能である、生成AIを題材とした観客体験型の作品です。観客は、舞台セットの教室の中で「せんせい」に扮するロボットのおこなう授業に参加し、質問に答えることで机の上の小さなロボットたちのセリフが生成されていくという作品です。今日ネットワーク技術が発達し、私たちはAIを含む数多くの先端技術に囲まれた生活を送っています。本作は、人とAIがどう付き合っていくべきか立ち止まって未来を考えるきっかけを提案します。ぜひご参加ください。
また、関連イベントも多数開催します。詳細はウェブサイトをご確認ください。