21歳で家出して新しき村に飛び込むような強い意志と行動力を持ち、実篤の再婚相手となった妻・安子。実篤の生活全般を支え、3人の娘の母として、7人の孫の祖母として、夫人を知る人は皆、その人柄に絶大な信頼を寄せています。若い頃は日本画家・鏑木清方門下で、一時は画家を志したこともあるというだけあって、ウィットに富んだ家族スケッチも残しています。実篤の2か月前に帰らぬ人となった最愛の夫人・武者小路安子(1900-1976)を特集します。